2020年12月11日

羽田空港ターミナル拡充

これも、個人的にはコロナ禍の中で明るい話題と思いたい話である、羽田空港の第一・第二ターミナル拡充の記事。第一ターミナルは、北側の貨物施設前に新しいサテライトスポットを追加し、その後現在の第一ターミナルの改修に入るという、結構時間が掛かりそうな工事。第二ターミナル側は、先の新型コロナウイルス発生時に、海外からのチャーター便受入施設として活躍した、サテライトと第二ターミナル本体とを繋ぐ工事。途中にあった旧貴賓室などが移動したため、直接ターミナルビルとの接続が可能になったけれど、ターミナルビル側のゲートが二つ潰れるので、結果的にはゲートが一つ増えるだけという、ちょっと勿体ない気持ちもするけれど、今後今のサテライト側を伸ばしていくんでしょうね。

航空業界としても、2021年はおろか2022年の状況もまだ読めていないだろうけれど、だから取って手をこまねいていてはこのままじり貧になる事は確実。単に需用を戻すだけで無く、需用を喚起するようなことをやらなきゃいけないだろうし、その為には、以下に飛行機を飛ばして乗客を取り戻すのか、これからいろいろと知恵比べが始まるんじゃないだろうか。

羽田がこれだけ苦しむくらいだから成田はもっと厳しいと思うけれど、成田は成田でC滑走路の増設やB滑走路の延長、さらには新しいターミナルビル建設と、今後10年位の計画は既に出されていて、こちらも色々変更はあるだろうけど、今後の航空需要は減ることはないと言う前提に基づき将来設計を進めているわけで、それは他国のライバル空港との競争でもあるわけですよね。

コロナ禍の直前で、3400万人位まで膨れあがった訪日外国人が、果たしてどれだけ来年戻ってきて、何時その水準まで回復するのかは全く読めない状況。ただ、ワクチンが色々開発されて、来年にはその効果や同利用していくのかという知見は得られと思うので、2021年の後半位からはもう少し冷静に新型コロナウイルスの脅威というか、感染リスクを下げる、感染しても重症化リスクを下げる事が認知されて、まだ制限はあるものの比較的緩やかに航空需要も回復するんじゃないだろうか。まぁ、半分以上は個人的願望ではあるけれど、是非そうなって欲しいなぁ。

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