そうそう、昨日自宅近くのイオンモールに出かけてビックリしましたが、この記事にあるように「福袋」の販売を各テナントがやっていてビックリ。これまでも、人気の福袋の「事前予約」みたいな事はやっていた気がするんですが、昨日は多くのテナントが店頭に「福袋」を並べているし、それを持って(購入して)歩いている人も沢山いて、何か違和感を感じたんですよね。
大体年末の今くらいの時期だと、これまでなら年越しのための「年末セール」を開催していて、言ってみれば先月の「Black Friday」みたいな感じだった気がします。スーパーは、お正月のお節関係を中心に、正月用の食材が大部分になるし、それ以外だと新年用に新しい洋服や靴を購入したりみたいな事をやっていたと思いますが、いつの間にかそんな「季節感」も無くなってきたような気がするなぁ。で、大体正月元旦と二日三日くらいまでお店は休みになるので、年が明けてから一斉に「初荷」の品物や「福袋」購入で、人出がドッと出るのがお正月のテレビ中継の定番でした。それが、大晦日まで営業して、新年も元旦から開店するのが普通になって、その当たりのメリハリというか区切りが無くなってきましたからね。それが、コロナ感染対策で「密を避ける」為とは言え、年越し前から福袋を販売するのもなぁ...
先週の土曜日にも実はイオンモールに出かけていたんですが、その時は週末と言うのに結構ガラガラで、「あぁ、みんなコロナで出てこないのか」とも思っていたんですが、昨日は年末とはいえ平日火曜日なのに、もう午前中の10時半位なのに駐車場はほぼ満杯。平日は開けない、屋上の駐車場まで開けていて、そこも結構埋まっている状態でしたから。それに比例して、館内も何時もの倍位の人出がでている感じで、その中でも既に学校は休みには行っているので子供が多いのは分かるとしても、大人の人でも多いことにちょっとビックリしました。まぁ、これまで有る程度我慢していたのも有るかもしれませんが、正直「密」な場所も一寸見られていて、その当たりはどうなんだろうという個人的不安も。日本の商品待ちなのか、結構長い行列なんかも幾つか出来ていて、我慢の2020年も最後だからという「風景」なのかなぁと思いながら自分もちょっと買い物をしてきました。
今年はコロナ禍の影響で、物販が直販からECサイトやデリバリーに大きくシフトした、ある意味大きな転換期だった一年。外にも出られないし、密なお店も敬遠したいこともあるし、だから実店舗の閉店や廃業も多く出た一年なんですが、自分くらいの年代だとやっぱり「買い物する時間」というのも重要だなと再認識した一年でもありますよねぇ。同世代の中では、仕事柄もあって自分はECサイトやデリバリーサービスに抵抗ないだけで無く肯定的だと思うけれど、それでも実店舗には実店舗の楽しみ・面白みがあるんですよね。それって、書籍を買うならAmazonが便利なんだけれど、それでも時々は書店に入って、何を買うつもりが無くても書籍の背表紙を眺めていたり、日頃見ないような雑誌や書籍を手に取って眺めてみて、そこで新しい発見とかあると追加ってしまうような、そういう「無駄」というか「余裕」みたいなものって、やっぱりリアルな世界でないと体験出来ない物の一つじゃ無いかと。そう言う意味では、「福袋」なんて季節の風物詩で店頭で販売するのは良いのだけれど、理由があるにしても「季節感」が崩れていくのは、やっぱりちょっと抵抗がありますね。せめて、「予約券配布」くらいならまだ理解出来るのだけれど。そんなことを感じるのも、やっぱり年齢のせいなのかな...
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