2020年12月25日

バイアスメディア

安倍晋三後援会による、「桜を見る会前夜祭」の補填問題。昨日は、安倍前総理が会見を開いて、その経緯などを説明していたけれど、それを報じるメディアが盛んに「4年間で3000万円を補填」みたいな事を言っていて、「あれ? 金額が増えている」と不思議だったんですが、どうもこれはその前夜祭全体の経費(収入: 1157万円、支出: 1157万円、補填(不足)分: 708万円)を合わせた金額を言っているらしい。

これって、変ですよね? ちゃんと回避として徴収して、それを支払った分に関しては何の問題も無いはず。ただ、何らかの理由で4年間で700万円、1年平均約180万円分が不足していたものを後援会側が払っていたことは事実なので、その点を問題として取り上げるなら分かるけれど、それなら「4年間約700万円の不明金」と言うべきであり、経費全体の「3000万円」という金額は単に規模を大きく見せたいだけの誘導とも言えます。以下略ちゃんの記事によれば、NHKも同じ事を言っていたらしくて、本当NHKなんて... (以下自粛)。

こう言う報道を受けて、そうで無くてもバイアスが掛かり気味の「反安倍」の人達は吹き上がって居るみたいだけれど、批判することは自由であるべきだけれど、その理由はちゃんと正当な理由に基づいて行うべき。大体、元総理の鳩山氏とか、小沢氏なんて、3億5000万円もの期日不正があったのに本人はお咎め無しだったわけだし、小沢氏の場合は「小沢」と「小澤」は別、みたいな意味不明な理由で説明していたけれど、メディアは誰も突っ込まなかったわけだし。例によって「説明不足」だとか言っているけれど、それがこう言う後かを招く報道をしていい理由にはならないし、大体それ以外にもメディアは勝手に捏造記事を配信したり、それに対しての十分な説明が無いままに有耶無耶で終わっているくせに、本当にご都合主義。

規模とか内容の違いはあるけれど、実際この手の集まりなりパーティーの幹事をやっていれば、絶対収入に対して支出が大きいケースというのは良く有る話。大人数になれば成るほど、予約する人数は余裕を持ってそれなりに発注しないといけないけれど、その分当日ドタキャンされるリスクも増える。当然、期待した収入分の会費が集まらない場合もあるわけで、その補填は身内なら「足りない分、一人1000円追加徴収」なんて言う事もできるけれど、この手の「会費〇〇円」で集めた場合は、主催者側が補填しないとどうにもならない。その当たりの説明をちゃんとする責任は安倍前総理にあると思うけれど、それが即問題になるとは思えない。多分、与野党関わらずどこの議員の同様の集まりで同じような事は起こっているはず。だから黙っていろとは言わないけれど、今回の件を問題と取り上げるなら、与野党側の全議員の状況も確認して調べるべきですよね。まぁ、それでもバイアスメディアは、自分達の都合の良いようにしか報じないだろうけど。本当に、「メディア」なる言葉の意味や価値が霧散している気がする。

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