OBICのTD二つは、いずれもRBの李選手のダイブ。やはりNFLを狙っているだけに、ここ一番の勝負の時には強いですよね。方や、富士通のQBバードソン選手は、相手DLのプレッシャーなのか、今ひとつパスが通らず苦戦。最後は、逆転サヨナラのTDパスをカットされて試合終了となるわけですが、其れ以前にもう一つ攻めきっていればという気もして、ちょっと悔しいだろうなぁと感じさせられる幕切れでした。
その、最後のTDパスカットもそうですが、以前はパスディフェンスはDLがどれだけQBを追い詰めて潰せるかで勝負が決まったけれど、最近ではQBもどんな体制からでもターゲットを探して投げてくるから、二昔前のパスディフェンスのように、WR vs DBの能力差勝負の時代にますますなってきた気がします。来シーズンの最大の補強ポイントは、まずはDBなのかな。レシーバー陣がどんどん大型化する一方で、DB特にCB(コーナーバック)は案外サイズの小さな選手が多かったりしますが、今後は大型でスピードのある選手で無いと、そこに相手のエースレシーバをぶつけられたら、どんどん通されそうな気がする。
これで日本のフットボールシーズンも一区切り。お正月の3日には学生チャンピオン(関学) vs 社会人チャンピオン(OBIC)が対戦するRICE BOWLが開催されますが、関西から遠征してくる関学はどうするんだろうか。また、例年言われる実力差の問題は、今年もまた蒸し返されるのだろうか。お正月の風物詩ではあるけれど、もうそろそろ見直さないといけないかもしれない。
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