ここ数日、新型コロナウイルス陽性者数が再び増加していて、世間的には「第三波襲来」という言い方をするように。東京都も、直近3日間の陽性者数が300名を超えていて、静岡県内でも、静岡市や浜松市でクラスターが発生したりと、ちょっと不安になる状況。
この増加に関しては、いろいろ原因は言われているけれど、一番今指摘されているのが「Go Toトラベル/イート」の影響との事。ただ、「Go To トラベル」に関しては、すでに累計で3000万人以上が利用して、その中で陽性が確認されたのは130名余りという結果も言われていて、これならほぼ「Go Toトラベル」は無関係と言っても良いくらい。と言うか、利用者も受入側も、細心の注意を払っていけば、この程度のリスクでこのコロナ禍も生活出来る、ある意味証明ではないかと言う気もします。
「Go Toイート」に関しては、割安感もあって、あるいは「錬金術」みたいな利用方法も話題になり、こちらもかなり利用されているみたいですが、こちらは「食事」という状況が「三密」を生む要因にもなるわけで、こちらは今回の陽性者増加に影響があるかもしれない。実際、クラスターを発生させている状況を見ると、カラオケとか宴会のように、人数が密に集まり、声高な会話や歌唱、を長時間一緒にしている場合が多いようで、これは以前から言われていること。それに、今から二週間前というと、丁度ハロウィーンの時期だったわけで、例年比べて外出したりする人の数は大きく減っていたけれど、あの前後は多くの人がウキウキしていたことも事実で、その影響も見逃せないでしょうね。
久しぶりに、東洋経済社の新型コロナウイルス国内感染状況のページを見てみましたが、やはりここ最近はどの値も上昇傾向ですが、7日間の移動平均で見てみると、水平かやや下降傾向にも見えます。仮に陽性者増加の原因がハロウィーン前後の開放感からとするなら、来週には各値も下降傾向になるはずで、それで一つ判断が出来るんじゃ無いだろうか。ただ、今月下旬には三連休が控えているので、その二週間後の12月初旬に、またピークみたいな物が出てきたら嫌ですね。それに、新型コロナウイルスは確かに恐いし早く終息して欲しいのですが、全国民的な感染予防対策で、今年も今の所インフルエンザの流行はかなり抑えられて居るみたいだし、少し前には喘息患者が大幅に減っていると言う報道もあり、それらは「不幸中の幸い」みたいに思えば良いのかも。結局は、旧に明日から新型コロナウイルスが消えるわけでも無く、少なくともあと一年二年は付き合っていかないと行けない。そんな中で、生きるため、生活するためには経済を回して、物屋お金を社会の中で動かすことも必要。そう言う事を、もっと色々考えていく必要が有るんじゃ無いだろうか。陽性者数の増加を危惧する報道も理解出来るけれど、諸外国と比べたら日本はまだ恵まれている方だと思うし、経済活動にしてもいろいろと試みがされていて、欧州等のように再びロックダウンするという必要性も今の所不要。単に怯えるのでは無く、やはり「正しく恐れて、可能な範囲で普通に生活する」という気持ちを再認識するのが、この「第三波」を凌ぐ最善の方法なのかもしれない。
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