昨日の日経平均株価は、四日連続で続伸し、終値はバブル崩壊後の最高値(2万4270円/2018年10月2日)を超えて2万4325円23銭に。これは、1991年11月13日に記録した、2万4416円以来の高値で、来種月曜日にこれを上回るのかどうなのか。もっとも、日経平均の株価最高額は、バブル絶頂期とも言える1989年12月29日の大納会時に、ご祝儀相場もあって付けた3万8915円87銭ですから、2年弱で1万5千円近くも下落した、とも言えるのだけれど、やっぱりバブルの頃の株価が異常だったんでしょうね。まぁ、その間にも下がったり上がったり有っての結果ですけど。
個人的にも、老後の蓄え生活費にと、それなり金額を投資しているので、やはり日本や海外の動向は気になります。投資に詳しい分けじゃ無いから、所謂「ロボット投資システム」に預けて、10年後位にそれなりに増えたら良いなぁと言う感じで気長にやっているので、まぁ余り日々の変化は関係無いのだけれど、それでもやっぱり気になってしまうのは人の弱さなのかも。最近だと、コロナ禍の影響で3月から暫くはガクッと大きく落ち込みましたが、7月頃からマイナスを脱出してよしよしと思ったら、安倍さんの辞任で少し下がり、10月に入ってまた盛り返したと思ったら、アメリカの大統領線虚の影響が10月終わり頃またマイナスに少し落ち込み、やっと最近また持ち直してきたところ。まぁ、短期の動向で一喜一憂しちゃいけないという事を、今年は何度も経験しました。
日経平均だけ観ても、株式投資を本気でやっている人に取っては情報不足なんでしょうけど、自分程度の関わり合いだと逆にそれ位単純な方が無駄に一喜一憂しなくていいかも。それと、利用している投資が米ドル取引なので、どちらかというと為替相場の変動も大きいわけです。今の所、米ドル換算の場合のプラス分と、日本円換算のブラス分は倍近く違っていて、以前の107~110円位の時から、昨日などは103円台まで円安に振れているから、今の所は「買い」なんでしょうね。暫く(数年)は、このまま任せて、よほどの事が無い限りは払い戻しする予定は無いのですが、まぁその時には大きく円安に振れていてくれると、利益率も高くなるのだけれど(笑)。
バブルが始まる、まさにその時に就職して、新入社員時代からざっと5年間位は「バブルの恩恵」を経験した一人としては、確かにあの頃は凄かったですね。でも、それだけ給料が高かったわけでも無いし、物価だってそんなに安くないというかデフレどころかインブレを起こしていた時代。何が今と違うかと言えば、結局企業が経費だとか補助だとか、兎に角税金対策もあったでしょうし、それなりに含み資産なんかも大きくなったから、気前良くお金を使った時代なんですよね。つまり、一人一人が豊かになるという寄りは、世の中の企業が、それも大企業だけで無く、その恩恵を受けて中小企業も羽振りが良かったし、個人商店だって良かった。だから、株価は当時に追いついたとしても、当時お金を回していた企業が今は回さない・回せない状況だから、今ひとつ社会や経済に活気を感じないのが、ある意味一番の問題なのかも。そう言う意味では、観光業救済措置ではあるけれど、「Go To 〇〇」という政策は、兎に角早くスタートさせるために、色々ルールの穴はあるんだけれど、多少のミスや不正は最初は想定しても、まずは一刻も早く必要なところは全て網羅してスピーディーにお金が回る仕組みを作ったのは良かったと思います。ああいう形で、政府としてももっといろいろな分野や商売で「Go To 〇〇」だけで無く、「Buy Now 〇〇」とか、バブルの頃の企業経費や補助に変わる部分を、今は政府が有る程度肩代わりしないと、まだまだ国民の気持ちも上向かないと思う。その為には、まずはコロナ禍対策なんだけれど、こちらも中々「終わり」と言える状況には程遠いですよねぇ...
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