2020年11月30日

「孤独のグルメ」大晦日特番

テレビ東京系で放送されている「孤独のグルメ」が、今年も大晦日の22時から放送されるという記事。私も、食べることは好きだし、色々な国の料理なんかも出てくるから、放送されていることを知ったシーズン5かシーズン6位からはテレビで見るようになり、其れ以前はAmazonのAmazon Prime Videoでシーズン1から今の所全部制覇しています(笑)。今年はコロナ禍もあり、本来なら「シーズン9」を期待していましたが、その放送は無し。その代わり、大晦日の特番(例年だと、そのシーズンの最終話)は放送されるらしい。

ここ最近のパターンでは、前半は事前に撮影した内容が放送されて、後半位からリアルタイムの画が入ってきて、最後は井の頭五郎役の松重豊さんが、リアルタイムにその年最後の食事をして終わる、みたいなパターンでした。今年は、コロナ禍でへたをすると放送時間帯ではもう営業自粛時間帯になりそうだし、これまでのようなライブで食べるところを放送するのは難しそう。ただ、以前の回で、お惣菜を買ってきて自分のオフィスで食べる、という設定があったので、もしかしたらテイクアウト品を購入して、自宅なり(確か、自宅のシーンは一度も流れていなかったと思う)、オフィスで年越しの仕事をしてみたいな設定にするのだろうか。

まぁ、毎回内容はある意味ワンパターンなわけで、まずは五郎さんが仕事の相手先に出かけて、そこでちょっと一騒動有った後、「腹が減った」とお店を探し回り、そこで今回の一件を見つけて、後は美味しそうに食べるだけ、みたいな。で、失礼を承知で言うのですが、五郎さんの食べ方って、決して綺麗じゃ無いんですよね。結構お箸で掴んだものが落ちたり、口の中に頬張りすぎていたり、まぁ流石にあれを「演技」でやっていると思えないので、松重さんご本人の日頃の動作なんだろうけど、逆にそのあたりが「親しみやすさ」とか「現実感」みたいなものを感じさせるのだろうか。

設定上、井の頭五郎は「下戸」でお酒が飲めない事になっていて、だから居酒屋とか飲み屋さんみたいな場所に行っても、烏龍茶位しか飲まないのだけれど、それが個人的にはちょっと不満。「やっばり、あの量には日本酒だろう」とか「ここは冷えたビールをきゅっと一杯」とか、勝手に茶々を入れていますが、それだったら「酒場放浪記」を観ろという事になるのか(笑)。まぁ、下戸だから食べることに集中するという設定も不思議では無いし、お酒が絡まないから内容的にも凝縮できると言う事は有るんでしょうね。惜しむらくは、作画の谷口ジロー氏は3年前に亡くなっているので、マンガ版のシリーズはもう新しい物が出てこないことですよね。結構、あの画のタッチは好きだったんですけどね。だから、個人的には「アニメ版孤独のグルメ」も見てみたい気がするんですよね。昨年くらいから、松重豊さんが降板してこのシリーズも終了みたいな話も出ていたけれど、ご本人のtwitterを見ると、結構前向きかな感じがします。毎回では無く、大晦日一本だけだから良いのかな(マテ)。今年最後の放送がどうなるか分からないけれど、是非来年は「シーズン9」も見てみたい気もします。

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