2020年11月3日

手差し印刷の不満

突然始まった不満というわけでは無く、以前から感じていたことなんですが、自宅で葉書とかラベルとか写真とかDVDのレーベル面印刷とかする場合、通常のA4用紙印刷みたいにスムースに印刷出来ない事が多々あり、凄くフラストレーションを感じています。プリンターメーカーと言えば、大手ならキヤノンとエプソンと言う事になると思うんですが、たまたまカメラがキヤノンのカメラを使っていたから、何となくプリンターもキヤノン製を使い始めて現在に至ります。すでに、三台目? 四台目? 位まで、買い換えて使っているんですが、最初のモデルから現在のモデルに至るまで、どうも「手差し印刷」に不満を何時も感じています。

購入しているモデルは、本体下の用紙トレーにA4用紙以下のサイズの用紙をストック出来るトレーがあり、それ以外ではプリンター背面の用紙挿入口を開けて、A4サイズから葉書サイズや写真用のL版、2L版等の用紙を入れて印刷出来るようになっています。このあたりは、どこのメーカーも同様だと思います。この、背面の挿入口には、例えば葉書とか写真用用紙を何枚か重ねて入れて、続けて印刷出来るようになっているんですが、最初の数枚が調子よく印刷出来ても、途中から何故か用紙が排出されて「用紙が詰まっています、取りだしてください」みたいなエラーが表示されます。で、用紙を取りだして「OK」を押して再開しても、再び同じエラー。何度繰り返して同じ場合もあるし、時には上手く印刷出来る場合ありますが、結局は背面の用紙を一度取りだして、トントンと整理して再度挿入してみると、印刷再開できますが、それどもまたエラーが再発。それを何度も繰り返して、やっと目的枚数の印刷が完了するんですが、多分印刷に要した時間の半分以上は、そのエラー対策に消費しているでしょうね。

私自身はプリンター開発には携わったことは無いのですが、昔の部署の隣りがプリンターとかPOS関係の端末を開発していて、そこに同期入社の友人とかも居たので、どんな仕組みなのか、何が大変なのかという話は何度も聞いており、特に用紙送りと内部での用紙の処理をする機構設計(メカデザイン)が大変というのは、何度も聞かされました。ですから、背面給紙の場合も重なった用紙の一番上の用紙だけ吸い込んで、それを印刷するルートに乗せる仕組みも、何となく理解出来るんですが、それにしても余りにエラーが多発するのはちょっとイライラしてきます。このあたりは、各メーカーやモデルによっても、いろいろなKnow-Howの塊なんでしょうけど、これだけ葉書とかラベル印刷とか写真印刷が普通に行われるような状況で、皆さんは自分が感じているような不満を感じていないのか、凄く不思議に毎回思ってしまいます。試しに「葉書 給紙エラー」とか「写真 給紙エラー」みたいな用語で検索して見ると、各メーカーのFAQとか一般のフォーラムでの質問とかヒットするんですが、「これだ」という対策は無いみたい。用紙の種類も多種多様だし、その時のセットの仕方にも影響するから、問題点の特定も難しいとは思うんですが、何かメーカーさんも上手い方法を提供してくれないものだろうか。

例えば、葉書や写真用紙を10枚程度いれるカートリッジみたいな物があって、それをプリンターにセットすると、必ず一枚ずつ的確に給紙されてエラー発生を殆ど回避できる、みたいなツールとか出来ないものだろうか。あるいは、一度用紙給紙エラーが発生すると、その後の用紙も同じようにエラーが延々と続く場合が結構あるんですが、例えばエラーが発生したら、給紙するときのタイミングとか、用紙のさばき方とか、そう言うものを自動的に対応するようにして、二枚目、三枚目以降はエラー発生率を下げるような仕組みを入れるとか。あくまて個人的な経験ですが、以前写真をA4サイズとか大きなサイズの用紙に印刷する事が結構あって、その時にはそんなにエラー発生した記憶が無いのですが、L版とか2L版等の小さめの用紙だと、エラーが多発するように思います。用紙が小さい分、一枚ずつ給紙するときに大変なんだろうなと何となく感じるんですが、それならそれでもう何年も同じような状況が続いているわけで、そこは何か対策を入れて欲しいなと思うわけです。特に写真に関しては、各メーカー印刷品質の向上を謳っているわけで、それだけ個人で写真印刷に特化した使い方をする人も多いと思うんですが、クレームになっていないのだろうか。今回はちょっと必要が有ってシール印刷を少し大量に印刷したんですが、基本これは写真印刷と同じような用紙を使用します。だからなのか、エラーがでまくって、結局半日近く費やしたこともあって、こんな愚痴を書き込んでいるんですが、でももう少しプリンター側で賢くなってくれないだろうか。何か、今後写真とかラベル/シール印刷が大量に発生したら、トラウマになりそう(笑)。

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