2020年11月17日

結果と過程

アメリカの大統領選挙は、まだ不正投票の確認作業などが進められていて、正式にどちらがどれだけの選挙人を獲得したのかは出ていない状態。その真偽の程は定かでは無いけれど、存在しない人の投票があったり、不正に郵便票が持ち込まれたとの証言が出てきたり、さらには投票用紙をカウントする機械に不正な仕組みがあるという話まで。それらがどれだけ今の「バイデン候補有利」に影響するか不明だけれど、個人的に疑問なのは、その投票過程に疑義が存在しているのに、その事に関して当のアメリカの中で「確認するべき」という声が上がらないこと。

「バイデン指示」というよりは「反トランプ」と言う方が当たっていると思われる、バイデン候補支持勢力は、「兎に角結果が全て」という感じで、今の所発表されている結果を理由に、トランプ氏のハイべく宣言からの政権委譲を要求している。でも、プロセス的に疑問があると言われている以上は、その内容を吟味して確認した上で、正しい投票がどれだけ有るのか確認しないといけないのでは。それが、必ずしもトランプ氏有利に働かないとしても、システムとして大統領選択肢過程に疑問がある以上は、それは確認せずに結果だけ受け入れることは、許され無い気がするんですが。

今回の選挙前、トランプ氏に対して、2016年の選挙を有利に進めるために、ロシアの介入を誘発したと言う事で、散々トランプ氏側を攻撃していたわけですが、今回の投票に関しての疑問はそれに匹敵すると思うし、立場が変わればこれだけ対応する側の反応も違うのかと、ちょっとビックリするくらい。トランプ氏の4年間に関して、それぞれ賛否有ることは理解するし、バイデン氏が歴代最高の7000万票以上を獲得した事も、それなりに指示があることの証明だと思うんですが、そのトランプ氏にしてもこれまでで最高の7000万票以上を獲得しているわけで、決して米国国民の支持が無いわけじゃ無い。勿論、得票数で大統領当選が決まるわけでは無く、それぞれの州が保有している選挙人数で決まるわけで、必ずしも得票数の多い少ないが結果に繋がるわけでは無いけれど、でも、二大政党制よろしく、二人の候補に対しての支持率はほぼ同等二分されている、というのが現状。その中で、その選択システムに関しての疑念が生まれたのに、殆ど取り上げられることも無いままにずっと時間だけが過ぎていく状況が、他人事ながら不思議な感じです。

現在言われている不正行為が、仮に真実でそれらの得票が無効とされても、現在のバイデン氏の優勢は変わらずトランプ氏の敗北は決定的とも言われていますが、仮にその行為にバイデン氏の関係者が関わっていたりしたら、また評価は違ってくるのでは。また、どうやら上院議員選挙では共和党が過半数を何とか獲得しそうな状況にもあり、仮にバイデン氏が当選しても次の4年間はかなり難しい4年になりそう。と言うか、本当にバイデン氏がアメリカ大統領になったとして、ちゃんと政治活動や米軍の指揮ができるのだろうか。何か、直ぐに「健康状態に問題有り」として、副大統領に権限委譲されそうな気がするんですが。まぁ、そう言う先の事は分からないし、現状心配しても仕方ないことですが、その為にも「投票システムの検証」はちゃんとやるべき何じゃ無いかという気が、未だにしています。他国の、全く自分には関係無い話何だけれど、そう言う「フェアー(Fair)」という事には人一倍敏感なのがアメリカ社会だと思っていたのに、何かそれを裏切るような事が、当たり前のように進んでいる気がするんですよね。変な陰謀論には賛成できないけれど、でも何かアメリカらしくない雰囲気や状況の中で、今回の大統領選挙が進んでいるような気が、素人の単なる思い過ごしかもしれないけれど、感じています。結果が出るのは、まだまだ先ですが、さてどうなるのだろうか。

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