ここの所、東京や北海道でこれまで以上に陽性者が確認され、「コロナ禍の第三波襲来」とも言われている中、経済を回すための「Go Toトラベル/イート」の中止まで言われる状態に。少し前には、自殺者数が増加しているニュースもあり、少しずつ経済は回り始めているけれど、まだまだ支援や補助が足りないことは事実。
そんな中で、自民党から第三次補正予算の規模を、もっと大きくしないといけないという世耕参院幹事長の発言には是非期待したいところ。国土強靱化対策だけでなく、給付金にも触れているところにはちょっと期待したい。30~40兆円規模と言っているけれど、これから年末に掛けてますますコロナ禍の影響は大きくなると想定されるからには、もう一声50兆円位の規模で、経済支援や生活支援、さらには年末年始に向けて、医療機関等への補助も必要になるんじゃ無いだろうか。
そんな中で、第三次補正予算の膨張に批判的な意見もあるわけで、こんな記事も。エコノミスト氏の意見だから、どうしても大幅な出費には否定的になるのは分かるけれど、それが一企業の話ならともかく、国としてまずは「今の国民生活を助ける」事が最優先する以上は、長期国債を発行して公共事業等の将来的な投資を中心に、経済を回す算段をすることは正しいのでは。今東名高速道路のリニューアル工事が進んでいますが、ああいう物を全国規模でやることとか(肝心の建設業者が減っていて、公共事業でも新規に進める事が難しい状況らしいけれど)、今うちの近所では耐震性の上水・下水管工事が進んでいますが、そう言う事を前倒しで進めるとか。
記事の中で、給付金が個人の預金に回ったような話が出ているんですが、それって本当だろうか。私も含めて、私の周りでは10万円を基本に、それにプラスして家電とか旅行とかに消費した人が殆どで、貯金に回したという人は居なかったけれど。個人預金のグラフを見ても、5月から6月、6月から7月の間に、それぞれ10兆円近くアップしていますが、これは夏のボーナスの影響では。厳しい状況の企業も多いと思うけれど、実は自分の夏のボーナスは、幸いにも昨年並みの金額を頂いており、その影響が出ているのでは。ただ、それなら2019年の値も同じように変動しても良いと思うけれど、2020年はコロナ禍の影響があっても、かなり違う動きをしてるのは事実で、その理由の1つが「給付金」という事も分かるけれど、でも支給された12兆円以上の動きをしていることも事実なわけで、その理由はまた別のような気がする。まぁ、経済の専門家に喧嘩売るわけじゃ無いけれど(笑)、給付金だけでは説明出来ないグラフの動きだと思うのですが。何れにして、経済対策はコロナ禍対策と同じくらい必要な事は事実なわけで、その為にも「効果ある経済対策予算」を期待したいところですね。
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