2020年11月10日

新型コロナウイルスワクチン

アメリカの製薬大手ファニザー(Pfizer)と、ドイツのビオンテック(BioNTech)が開発している新型コロナウイルス用ワクチンが、暫定結果ながらも90%を超える確率で感染を防ぐ結果が出たと言うニュース。多分新型コロナウイルス関連ニュースで、初めて聞くGood Newsで有ることは間違いないかも。

まだ最終結果は出ていないものの(11月の第3週くらいに出るらしい)、90%を上回る有効性というのは凄い効果らしい。でも、個人的にはそんなに高い有効性だと、新型コロナウイルスの変異も加速しないのかちょっと素人考えですが心配に。いずれにしても、大手製薬会社が正式に発表している内容なので、それなりに信頼性は高いと思うのですが。

で、この新薬、多分世界中で争奪戦になる事は確実ですが、日本政府はすでに6000万人分供給を受ける基本合意をしているので、取りあえず来年は何とかなりそう。ファイザー側も、年内に5000万回分、来年は13億回分の製造が可能といっているので、2会接種必要ならばその半分の人数をカバーする分は入手出来るわけですよね。そうなると、どう言う規準でワクチン接種を受けるようになるのか、それで次は揉めそうな気がする。勿論、先ずは医療従事者とか政府関係者とか、対面するような行政関係者(出入国管理とか)が優先されるだろうから、一般に接種が可能になるのはまだまだ先でしょうねぇ。

何れにしても、少なくともトランプ大統領はこの件に関しては「ヒット」を打てたわけで、そう言う意味では単なるほら吹きというわけでも無かったかも。まぁ、偶然という事もあるけれど、指導者というのは有る程度将来を見越してプランを進める必要もあるわけで、そのあたりの評価は後世の結果で見るしか無いことも事実。2020年はコロナ禍に苦しめられた一年でしたが、2021年はコロナ禍を克服する一年になって欲しいですよねぇ、本当に。

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