2020年11月13日

レベル3

昨日発表された、ホンダが世界で初めて自動運転「レベル3」機能搭載車を実用化するというニュースは、結構大きな話題になった気がします。で、その「レベル3」の内容は、高速道路の渋滞時など限られた条件下で、時速50km以下の時に運転を自動化出来るレベルとの事。だらだら運転の時に便利そうだけれど、その程度なら今の自動追随(クルーズコントロール)システムでもそんなに変わらない気がするけれど。

ここでちょっと気になったのは、最近TV-CMで盛んに宣伝している、日産の「プロパイロット」って、あれ自動運転の範疇じゃ無かったのか。確か「80kmでも自動運転」みたいな事を、CMの中で言っていたと思うけれど。だから性能的には、日産の方が良いような印象を受けますが、どうなんだろうか。「技術の日産」「自動運転」みたいな事を言っていたので、ホンダが世界初というのがちょっと以外でした。

意外という意味では、自動運転では欧州勢が進んでいる印象を、やはり持っていたんですが、技術的には多分ホンダと同等以上のものがあるんだろうけど、法整備がまだ完了していなくて認定というところまでは言っていないという話しらしい。日頃法整備では、日本はどちらかというと世界的に遅れている印象が強いけれど、この自動運転に関しては世界に先駆けている、と言って良いのかな? やはり、東京2020を睨んでと言う事なんだろうか。

記事にもあるように、自動運転ではアメリカでは実際に交通事故を起こして歩行者が死亡する事例も出ていて、その実用化は望まれる物の、安全性とか信頼性に関してはまだまだ不安も拭えない。高速道路とか、車両優先でそれなりに監視体制や交通状況が想定できる場所での実用化が、まずは先だろうけど、一般道路での実用化、例えばトラックとか商用車とか限定された物でも良いから、利用出来るようになるのは何時くらいでしょうかねぇ。出来れば、あと10年位後には一般道路で実用化されて、自分がそれこそ歩行困難になったときでも、近くのモールとかに自動運転車で買い物に出かけられる、というのが、今一番欲している「未来」でもあるんですが。

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