2020年10月1日

Trump vs Biden

昨日行われた、Trump vs Bidenによる第一回討論会。すでに色々な場所で言われているけれど「酷い内容」だったことは確か。ただ、その「酷さ」は、それぞれの陣営で異なるみたいで、そこは判官贔屓というか、メディアも含めてバイアスがあることは理解しないと。

私は、自宅のケーブルTVのCNNjで、討論会が始まる20分位前から点けっぱなしにしていて、その後討論会が始まって半分くらいまで観ていたんですが(用事があり外に出る必要があったから)、結構司会者がBiden氏寄りでビックリ。一寸調べてみたら、どちらかと言えばTrump氏寄りのFOXのニュースキャスターなんだけれど、Trump氏に対しては厳しい人らしい(笑)。だから、Biden氏がTrump氏に攻められたり、どうも質問に対しての回答が曖昧だと、助け船を出して居るような感じ。だからTrumpさんも怒っちゃって、Biden氏の発言中に被せる被せる(笑)。

斜め見程度の理解力なんですが、司会者が一応討論会(Debate)として進めようとしているけれど、Trump氏は自身の実績披露に余念が無い感じだし、Biden氏も何か抽象的な言い方で質問に対して答えているのかいないのか、何か釈然としない。Trump氏はいつもの「トランプ節」を出しているだけだったから、良くも悪くも「トランプらしさ」は変わらず、まぁ支持者には受け入れられても、新規の支持者獲得には繋がらないだろうという雰囲気。一方のBiden氏は、これまでの民主党指名選挙時等でも見られていた、意味不明なことを言い出すんじゃ無いかと危惧されていたんですが、取りあえず今回はそう言う場面は少なくとも見ていた範囲では無くて、こちらも何とか合格点は獲得した、感じでしょうか。

あと二回ある公開討論会ですが、やはり選挙直前の3回目が重要なんだでしょうね。この時の印象が、大きく投票行動に繋がる気がします。ただ、その場合、3回目に爆弾を出して一気に逆転してより印象づけるのか、1回目、2回目と相手より有利に立ち、その余裕を最後に見せつけて逃げ切るのか。今日の様子を見ていると、Biden氏は多くの調査でリードしているので、それを維持して逃げ切りたい雰囲気を感じるし(だから、ミスだけは避けた感じ)。でも、ネットでも指摘されていたけれど、Biden氏は相手の方を見るでもなく司会者を見でも無く、何か真っ直ぐ向かって話をしていて、不自然さが感じられたんですよね。だから、最後の方で結構感情的になっていたのが印象的なんですが。チラッと見た映像では、手元のメモみたいなものを確認しているような様子もあったし。日本でもアメリカでも、多分調査では軒並みBiden氏有利で今回は終わるんだろうけど、さて次回はどうなることやら。

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