2020年10月1日

コストコの強さ

 外資系スーパーのコストコにカンしての記事。意外だったのは、まず商品のアイテム数を約3,500点に絞り込んでいるという話。3,500点という数が、多いか少ないかは分からないけれど、コンビニ程度の品揃えとなると、確かに結構絞り込んでいる気がします。ただ、個人的には、DIYのお店ほどでは無いだろうけど、食品から雑貨に家電製品さらにはキャンプ用品やカー用品とか、テレビなどで紹介されると「そんなものまで売っているの」といつもビックリするくらいだったので、あれで「絞っている」というのは意外でした。

もう一つ記事を読んで「へぇー」と思ったのが、「フライヤーが無い」という話。メンテナンスと衛生面を考慮して、フライヤーは導入せずに代わりにオープンを設置しているという話。一般のスーパー等では、コロッケに天ぷらにトンカツに唐揚げにと、揚げ物惣菜はコンビニの御握りくらい中心的な商品だと思います。でも、確かにコストコのこれまでの映像を見ても、オーブンで焼いたまるごと一羽のチキンはあっても、フライヤーで上げた「揚げ物の詰め合わせ」みたいなものは無かったなぁ。揚げ物は、確かに魅力的な食べ物ではあるけれど、揚げたあとの油の処理は過程でも大変だから、毎日大量に揚げる店舗では尚更でしょうね。

コストコ浜松倉庫点も、時々通りかかると結構駐車場も埋まっていて好調なようですが、個人的にはもう少しリッチを考えて欲しかった。以前、イトーヨーカドーがあった場所に、建物を取り壊して作り直した場所なんですが、結構混雑する場所なんですよね。その敷地にアクセスする道路は、東西南北複数ありますが、どれも一車線の狭い田舎道。一本幹線道路が横を走っているんですが、これも一日中混雑する道路なので、アクセスするにしても買い物をして戻るにしても、まずは道路に出るのが一苦労。正直最初コストコオープンの話を聞いた時に、車利用者メインのはずなのに、あの場所では渋滞で出入りできないんじゃないかと、真面目に心配したほどですし。東名高速道路の浜松インターチェンジから、渋滞が無ければ10分位の距離ですが、ちょっとごちゃごちゃしているし。広大な敷地が必要だから、なかなか適地を見つけるのは大変なんだろうけど、ちょっと交通の便は良いようで悪い気がしています。

最近、お昼の番組とか夜のゴールデンタイムに、このコストコが取り上げられる場面をよく見ていて、攻勢を掛けているんだなぁと何となく感じていたけれど、どうやらそれは本当らしい。ちょっとビックリしたのは、日本の何倍も面積が広く人口は1/3位のカナダでは約100店舗も展開しているのに、日本ではまだ27店舗。今後60店舗位を考えているようだけれど、是非浜松にも2号店を作って欲しいなぁ。その時には、もっと交通の便が良い、新東名の浜松・浜北インターチェンジの付近に作ってくれないだろうか。新東名に近ければ、県内外からの集客が見込めるし、あの辺りならまだ十分に敷地もあるだろうし、郊外だから今の店舗のように混雑することも減るだろうし。

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