支払額にポイントが付き、後からそのポイントを支払に利用出来る「Go To イート」のルールの隙間を突いて、ポイントを荒稼ぎしていたけれど、それに対しての対策がやっととられそう。発覚したのは、鳥貴族。Go To イートで予約して、でも一品298円(税込み327円)の料理一つだけ注文して精算すると、1000円分のポイントが貰えてしまうというチート。お店としては、298円の売上げだけれど、「Go Toイート」で200円分の手数料を払うので、実質売上げは98円で、多分材料費にも満たない。
普通この手の還元セールみたいなものをやるときには、対象商品とかコースとか、一人あたりの最低購入額とか、事前にちゃんと商売として成り立つように決めておくと思うんですが、そこはやはりお役所仕事故なのか、結構大きな穴が開いていました。流石に鳥貴族側も直ぐに対策を取って、今回のチート誘発原因となった「席だけの予約」を対象から外して、コース料理のみにする見たいですが、折角「Go Toイート」で、自由に自店の料理を楽しんで貰おうと用意しただろう設定が無くなってしまい、利用者には残念。こう言うチートが可能なのも問題ではあるけれど、そこを意地汚くついてくる方も問題だよなぁ。
私はやらないんですが、ゲームなんかはわざとこう言うチートが売れ込まれている場合も有って、そういうのを探すのも一つ楽しみなんでしょうね。そうい、その前には「Easter Egg」と言って、アプリやゲームの中で特定のキー操作をすると特別モードが開いたり、何かお宝が発掘できる、みたいな仕込みをよく見ましたね。最近ではどうなんだろうか。ああいうのも、もともとは誰かがこっそり入れ込んだりしたんだろうけど、逆にBugの温床にもなるし、大体昔はコードサイズもきつかったのに、余計者を入れるな、と小一時間。
わざと入れている雰囲気のゲームソフトは例外としても、こう言う制度設計にはあってはならないわけで、そう言う意味ではもう少し準備して欲しかったですよね。Go Toトラベルも、色々齟齬があったけれど、こちらのGo To イートはそれよりも準備期間が長かったわけですから。今回も、ネットでそう言う話が広まって、それで一気に対策も出てきたと思うんですが、それがまたネットが理由で直ぐに対策が準備されるという、ある意味イタチごっこもネット時代の功罪なんでしょうね。そういゃ、特別給付金も違法に取得した人の返金が多数発生して居るみたいだけれど、こちらも早く簡単に多くの人へという前提があったからこそ。結局は弱いもの虐めみたいなものにも感じるんだけれど、それでも罪悪感に捕らわれて返金しようとする人が沢山出てくるだけ、まだ日本もましなのかな。
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