色々評価は分かれると思いますが、大学生の頃からかオン・ザ・エッジを立ち上げて上場し、それをライブドアとしてインターネットの大企業に成長させたことも事実。さらには最近では北海道で民間ロケット打ち上げをしているけれど、これに関しては個人的にも応援したいビジネス。過去には、プロ野球球団の買収やテレビ局の買収、さらには国政選挙にも出馬したりと、まぁ節操がないとも言えるけれど、それだけ色々な物に実際にチャレンジしている行動力や発想力は、やはりそれだけの物を持っていると言う事だと思います。ただ、才能があるが故に多方面に色々なことをやるのは個人の自由だけれど、その中で何かに集中したらその分野を極めることも可能じゃ無いかと思うと、一寸勿体ない気がしますね。
堀江氏は結果的に良かったのかもしれないけれど、餃子店にして見ればある意味貰い事故というかとんだとばっちりで、今でも休業状態で精神的に奥様も参っているような状態。こちらは、実際に経済的な被害を受けているわけだから、たまったものでは無い。堀江氏が直接餃子店に何かしたわけでは無いけれど、堀江氏の行動が他者の行動を誘発して、悪戯電話などの業務妨害を起こしているのだから、やはり堀江氏にもそれなりの責任はあると思いますね。堀江氏が企画している「餃子食べ放題企画」にしても、これを広島の餃子店に対して謝罪した上で、協業企画みたいな感じで立ち上げてお店を救済する目的とかなら、それなら180度評価も変わると思うけれど、今のままではますます餃子店への根も葉もないクレームが増えるばかりでしょうね。
山本氏コラム最後のページでは、今回の件を「過激な個人主義」を売り物にした新興宗教じみたビジネスと結んでいますが、なるほど言い得て妙。今回の堀江氏の行動に関しては、SNSでも賛否があり、所によっては互いに意見の応酬合戦になっているけれど、SNSの存在もこう言う事象をますますややこしくしますよね。無責任な第三者同士が勝手に意見をぶつけあってバトル状態にな、結局そこからは何も生まれてこずに終わるだけ。餃子店側は、今も多くの物を失っているのだけれど、堀江氏側には今の所何もマイナスは無い。ますます「ホリエモン教」が盛んになるだけというのが、残念ですよね。別に彼の失敗を望んでいるのでは無く、手順手口では無く結果さえ出せばOKというのはなぁ。私も裁量制で働いているので、結果で評価されることは良いことだと思うけれど、やはりそこに至る工程というか過程に関しても、その結果にに納得出来る程度の内容は必要じゃ無いだろうか。その辺は、人としてもエンジニアとしても、拘るべき部分じゃ無いかと思います。
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