大阪都構想に関して、賛成・反対のいろいろな情報が飛び交っています。自分自身、大阪出身・在住でも無いし、地元の状況も殆ど分からないので、賛成とも反対とも言えるような立場では無いけれど、一つ気になっているのが、大阪府・大阪市がまとまることが必要というのであれば、じゃぁ同様の他の地域はどうなんだろうか、と言う事。
色々な条件が関係すると思うので、一概に言うことは難しいのですが、一番関係ありそうなその地域・都市の規模を人口で判断すると、都道府県別人口データはこんな感じ:
- 東京都
- 神奈川県
- 大阪府
- 愛知県
- 埼玉県
- 千葉県
- 兵庫県
- 北海道
- 福岡県
- 静岡県
- 横浜市
- 大阪市
- 名古屋市
- 札幌市
- 福岡市
- 川崎市
- 神戸市
- 京都市
- さいたま市
- 広島市
大阪市が、ある意味西日本地域の首都、日本の副首都的な位置や役割にあるのに対して、横浜市は東京に隣接する中核都市という違いはあるけれど、その規模から想像するに似たような問題があっても不思議は無い。それならば、神奈川県と横浜市で二重行政の問題解決のために「都構想」みたいな話が出てきてもおかしくないと思うのですが。別に、大阪府・大阪市の問題を茶化す意図はないのですが、同様の地域が別にありそこではそう言う問題が生まれないのであれば、何か別の原因があって実は都構想でも解決しないかもしれないし、実は大阪、あるいは関西、西日本地域としての問題も含んだ理由となれば、大阪都構想という発想も自然なのかもしれない。
自分としては、人口減少もあり、今後日本の都市圏というのはどんどん集約していかないとインフラ維持や社会サービスの効率が悪くなると思っています。その場合は、これまでのような市町村合併でも足らず、それこそ都道府県合併とか、道州制くらいまで必要になるかもしれない。その発端というか糸口にあるのが、この大阪都構想の話なのかなというのが、現在の漠然とした理解。でも、聞こえてくる情報は、どうも互いに中傷合戦をしているような雰囲気で、肝心な部分の情報がなかなか見えてこない。そういう所を、実際にそれぞれの意見を主張しているグループは当然として、メディアとしてももう少し整理して配信して欲しいなと思っています。
0 件のコメント:
コメントを投稿