2020年10月26日

アメリカ大統領選挙の行方

昨日利用したタクシーの中でも登場した、大詰めを迎えつつあるアメリカ大統領戦記の話題。トランプ現大統領とバイデン候補の戦いは、まぁ毎回この大統領選挙はそうだけれど、泥仕合になってきている印象。特に今回は、大手メディアも含めて民主党のバイデン候補への肩入れが酷い気がするんですが、日本では殆どそんなことは報道されず、「バイデン候補有利」の報道がずっと続いています。ただ、流石に彼らも現実は見ているのか、公表されている支持率はバイデン候補がリードしているけれど、実は前回のヒラリーvsトランプの選挙でもあった「隠れトランプ支持」の割合が、今回は前回よりも大きいかもしれないという報道も、ここ最近聞くようになって気がします。

まぁ、国際政治に詳しいわけでは無いので、どちらの候補がどうこうと言うほどの知識は無いけれど、前回のトランプ氏が出たときも、当時70歳という年齢が問題視されたのに、今回はそのトランプ氏は74歳、バイデン氏はさらに三つ年上の77歳という「高齢者選挙」に。実はバイデン氏は仮に当選したとしても、最初の4年間の任期を全うする前に、今も言われている認知症や場合によっては死亡して、副大統領候補のカマラ・ハリス副大統領校が継承することを、実は民主党も支持者も想定しているのではと言う話はちょっとなぁ。

個人的に興味を引かれたのは、一般的なアンケートやインビュー形式の支持調査ではなく、SNS等の書込や、それら意見に対しての「いいね」の傾向などを分析した結果では、トランプ氏は選挙人を270~280人程度獲得して(全体で538人、過半数は269人)再選されるという判断らしい。ここは、前回のトランプ氏当選も予想しており、信頼度としてはかなり高いと言われてるようですが、多分現状ではアンケート・インタビュー形式の調査よりも、信頼とは高い気がしますね。やはり、その人の本音がSNSには出てくるし、前回の選挙でも言われていて、「世間的に非難されるから、トランプ支持とは言えない」隠れトランプ支持者の数が視覚化されるんでしょうね。日本の選挙の場合は、国会議員選挙なので、アメリカのように二人の候補が直接対決するようなものでは無い。だから、誤差が大きいと思われる出口調査の結果で、大体予想は付く蹴れば、過去には無党派層が動いて予想が覆されたこともあったので、旧来調査方法が時代に即していないことも確かでしょうね。ただ、日本ではそのSNSの書込者がどの地域に属しているかまでは分からないし、複数の候補がいるなかので傾向調査ですから、やはり誤差は大きいだろうし、信頼性も十分では無い気がします。

個人的には、やはりバイデン候補の年齢と、言われている認知症など、当選しても執務に耐えられるという不安の方が、トランプ候補に対して不満よりは大きい気がします。だからと言ってトランプ氏が有声化と言われると、やはりそこまで言えるほど現状は甘くない気もしますし。また、その一寸目立つ行動様式から、トランプ氏の政治手腕に対しては色々批判も大きいみたいですが、それでもイスラエルと中東諸国との和平実現をしたことは大きい功績だと思うし、経済対策にしても結構それなりに頑張っている気がします。あと、最近の歴代大統領は何らかの紛争・戦争介入をしているのに、トランプ大統領は今の所それは無い。そういう所はもっと評価されても良いように思いますが、何故か日本同様感情的に好き・嫌いを言っている気がします。そのあたり、今回のアメリカ国民がどう判断するかは、11月3日の投票で分かりますが、さてどうなるのだろうか。個人的には、選挙人数の獲得状況までは分からないけれど、結構トランプ氏が再選される確率が高い気がします。さて、どうなることやら。

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