2020年10月26日

ANAの再建策

ANAが27日に発表する、事業構造改革案の内容が判明したという記事。社員の給与カットや、余剰機材の削減など厳しい内容であるものの、マイレージ会員の属性を活用して新規ビジネスに繋げていこうというのにはちょっと期待したいところも。

同じ内容の記事でも、こちらの記事では事業別売上高のグラフが掲載されていて、それを見ると航空事業が75%を占めており、これがコロナ禍が酷いときには1/10とかそれ以下だったし、今も半分くらい考えると、今のANAの苦境の様子が良く分かります。で、今回は全体の1割にも満たない「商社事業」や「旅行事業」にてこ入れをしていこうという話何でしょうけど、なかなか難しそう。これまでも、それぞれそれなりにビジネスを展開してきただろうし、その中でも顧客情報は活用してきただろうから、今回マイレージ会員情報を活用したビジネス展開をし始めても、いきなり倍増するというわけでも無いでしょうし。

この記事を読んで思いだしたのが、JRのケース。昔の国鉄(日本国有鉄道)から、1987年に分割民営化されて現在のJR各社になったんですが、当時はその収入の殆どが当たり前ですが鉄道料金だけ。東海道新幹線を有していたJR東海は、かなり収益が優秀でしたが、ローカル線が殆どというJR北海道やJR四国と言った会社は最初から厳しい会社運営が予想されていたし、最大のJR東日本やJR西日本等も、収益の柱の新幹線は持っていたけれど、ローカル線も多いので結構厳しかったと記憶しています。その中でも、JR東日本はSuicaを中心に物販に力を入れて、所謂「駅ナカ」需用を作り、駅ビルのAtleとか毎日何百万人という利用者のあるターミナル駅をうまく活用して物販ビジネスは、成功事例でしょうね。まぁ、鉄道と飛行機では環境も条件もかなり違うから同じ事は出来ないけれど、飛行機利用の場合は、旅行にしても物販にしても鉄道の時よりは出費額は大きいだろうから、そういう所をどう繋げていくのか何でしょうね。

例えば旅行パッケージを見ても、大体は二人以上を想定してるものばかり。私などは、基本一人旅だから「お一人様」用のパッケージがあれば利用してみたいと思うのに、中々そういうものが見つからない。勿論、二人用パッケージでも「お一人様利用の場合は、二人用料金の一人用金額に、プラス〇〇円で利用可能」みたいなオプションもありますが、それが凄く割高に感じてしまう。ビジネスモデルとして、複数人での利用を想定しているから、それなりの割引率も設定可能な事は分かるんですが... あと、マイレージ会員向けならば、AMCに対しての優遇措置は勿論、そのパッケージで利用するホテルのFSPに対しても何かメリットが欲しい。こう言うパッケージ向けの料金だと、場合によってはFSPのカウント対象外になることもありますが、それを優遇してくれるとか、あるいは多少高めの料金設定でも、1泊したら2泊分のポイントが付くとか。まぁ、ユーザーの我が儘ではあるんですが(笑)、そう言う事が実現したらいつもの個人手配での旅行も、ANAのパッケージを利用してみてもいいかなと思うかも。

0 件のコメント:

コメントを投稿