2020年10月17日

メディアかネットワークか

現在佳境を迎えつつあるアメリカ大統領選挙。一般に見聞きする報道では、未だ民主党のバイデン候補がリードしていて、それを共和党のトランプ候補が追い上げている状況。ただし、4年前の例があるので、実際の結果はどうなるか分からないというのが現状なんでしょうね。で、今回はアメリカメディアだけでなく、世界的にもバイデン候補支持の流れが大きく、それもあって報道などを見ると、どうしてもバイアスが掛かった内容しか見えてこないのですが、SNS等の情報をみると実はそれほどでも無いように感じます。

そのバイデン候補の弱点というか弱みというか、選挙戦に影響しそうなのが、彼の息子のハンター・バイデン氏の過去の行動に関しての記録というかスキャンダルで、それが色々なところから表に出始めています。トランプ陣営の選挙対策というよりは、実際そう言う行為があったことはかなり確実な様子で、FBI等も操作しているという話も。それに関しては、自分は何か言えるほどの知識も無いので特に今コメントは無いのだけれど、それに関しての情報をTwitterが制限していたという話に関しては、これはかなり大きな問題だと思います。

Twitterは今では社会生活の一部、基盤を構成する情報インフラの一部と言っても良いくらいの存在になっているわけで、その機能や役割は既存メディアをある意味凌いでいるとも言えます。元々は、個人の勝手な呟きを公開拡散するツールだったけれど、あっと言う間にそれが世界中に広がり、「呟き」は報道とか広報とか主張とか批評とか、いろいろな情報伝達手段の1つのインフラになっています。勿論、既存メディアが色々なルールに乗っ取り、公正公明な立場で中立的な事実報道をしなければいけないように、この手のSNSもそれに相当するようなルールは設定し、適用する必要があります。ところが、理由は不明ながらも、特定メディアの特定の記事に関して、投稿制限や拡散制限などの措置が取られた、とすると、それはインフラとして間違っているとしか言えない。

例えば、その内容を公開拡散することで、社会に重大な影響が発生するような場合、あるいは人名や人権に関わるような場合に、特例的にそう言う措置を適用するのならまだ分かる。しかし今回は、大統領候補者の家族、それも暫く前から言われていた事象に関しての内容に関してのみそう言う制限が適用される、先ず理由が分からない。凄く穿った見方をすれば、バイデン候補を支援するために、不利になる情報に関しては隠したいという意図があるように考えるのが一番しっくりきます。そんなことが理由なのかどうかは不明だけれど、ここの所twitterの動作が不安定なんですよね。どうなんだろか。いずれにしても、既存メディアが、「事実報道」から「(自分達が信じる)真実報道」に大きくシフトし、それ故にイデオロギー的な要素が大きくなってかつそれが当然となりつつある今、ある意味「生データ」が流れていくネットワークというのは、検証する唯一の手段になりつつあるんですよね。でも今回の件は、それすらも信用できなく、かつバイアスありきの世界になりつつある危険性を示している気がします。ネットワークが「隠れメディア」みたいな存在になっている気がする。

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