菅新内閣がスタートし、そのまま外務大臣継続となった茂木外相。新政権下での会見で、海外渡航の感染症危険情報レベル引き下げ検討を表したという記事。やっと、前向きな話が聞けた気がしますが、「引き下げの検討」であり、その「時期・対象国は未定」というのでは、まだまだ先は長い。日本国内でも、まだ収束して居るとはとても言えないけれど、それでも諸外国等と比べると「安定はしている」とは言えるのでは。だからと言って、国内入国を一気に解放してしまうと、その反動が恐いのも事実。
会社の知り合いも、この時期に中国への出張があり、出国から入国してからの様子等、後に続く人のためにレポートを送ってくれましたが、以前有ったDiamond Princess号の乗客並みの隔離対策で、こりゃぁ行くも難儀、戻るのも難儀だなと再認識した次第。この10月、11月(?)位には、来年の東京2020に向けて、どの様にするのかその対策なりを決めないといけないと思うんですが、先ずはそれを睨んで対象地域を選定することから始めるのかなぁ。とは言っても、一番の目標であるアメリカがまだあんな状態だし。
来年の東京2020のためには、遅くとも2月とか3月位には方針が決まらないと困るわけで、となると年内にはある程度の道筋を付けて、最終的な判断は年明け頃にという事になるんでしょうか。そう言えば、来年東京2020を開催するのであれば、来年の国民の祝日はどうするんだろうか。今年のように、特別に移動させるのか、来年はそのままで特に移動させないのか。そっちも気になる(笑)。ただ、仮に東京2020を開催すると決めても、それで新型コロナウイルスが消えるわけでも無いし、やはりちゃんとした対策が取れないとなると、あれだけ大規模なイベントは無理。なんと言っても、まだプロ野球にしても、コンサートにしても、通常のイベントすら普通に開催出来ない訳ですからね。
来る人の心配が先ず一番だけれど、個人的には「出ていく方」が気になるわけで、これは日本だけの事情で解決出来ないのでさらに歯がゆいことに。ビジネスや留学目的などは、何とか細々と空路が続いているけれど、レジャー目的での渡航なんて全く先が見えない状態に。その分国内旅行が、Go Toの恩恵もあって少し取り戻しているのかもしれませんが、国内回帰だけで解決出来る問題でも無いし。まずは、以前も話に出ていた、中国、韓国や一部の東南アジア諸国など、日本同様に感染状況が安定している国々との、今よりは簡便な方法での渡航を再開するところから始まるんだろうけど、取りあえず今年はもう仕方ないから、来年どうなるのか、そこを早く道筋が見えるようにして欲しいですよね。その為の最初の一歩が、この茂木大臣の発言から始まって欲しい。
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