2020年9月18日

仕事のやり方進め方

 テレワーク推進のため、東芝が国内のオフィスを3割削減する方向で検討しているという記事。新型コロナウイルス対策で一斉にリモートワークが始まり、それがコロナ禍後も継続することはあっても、以前のようなオフィス勤務形態に戻ることは無いことは確かに。先日、うちの会社の全体ミーティングがあり、今後の勤務形態やリモートワーク体制への拡充案などが説明されんですが、これまで以上に「リモート化」が進みそうな雰囲気。

スピード感では、他社さんではもっと進んでいるところも多いのですが、弊社の場合日本法人だけで突出して何かする・出来ると言う仕組みでもないので、ワールドワイドでの対応も色々必要。それでも、現在のリモートワーク(職種によって多少の違いはあるが)体勢は、社員アンケートなどから好意的に受け入れられてて居て、問題点に関しても対応可能な物が多いことから、コロナ禍の臨時対応から、今後の将来においての新しい勤務体系として定着しそう。その為に、例えば定期券代の支給を止めて、オフィスへの出社時は実費精算にするとか、自宅勤務手当みたいな物(電気代、通信費代等)も考えているとか、拠点にリモートオフィスみたいな物を準備して、社内の機材利用がいちいち持ち出さなくても利用出来るようにするとか、年内からも多くの施策がスタートしそう。さらに、来年の3月末までを目標に、例えばワーケーションや、地方からのリモートワーク(これ、自分は実践済み-笑)対応とか、さらにバリエーションを広げて、働きやすく安全な環境作りを進めるらしい。

勿論社員にとってはありがたいことだけれど、職種によってはやはりオフィスに出て、そこに有る機材を利用したりしないと進まないこともあります。その為、今のオフィスも全部フリーアドレスにして、その分強要のエリアとか全体の規模縮小も含めて考えているらしい。さらには、会議も今ではリモートにどんどん移行しているので、会議室を強要エリアにするとか、契約解除するとか、まぁ会社としてのコストダウンも進めていく予定らしい。幸か不幸か、自分的にはこれまで10年以上やって来たスタイルと殆ど変わらないので、そんなに驚きも無いのだけれど、今回初めて体験している人達は大変かもしれない。それでも、皆さん柔軟性はあるから、それなりに対応している様子で、先日なんとか新製品を予定よりも前倒しでリリースしたりしているから、取りあえず良い事はあっても悪いことは無さそう。

自分の場合は、最初の頃は浜松-横浜の週一の新幹線通勤もそんなに苦では無かったけれど、最近は加齢とともに流石に朝が段々と辛くなってきたところ。それを、二週間に一回の通勤とか、必要な時だけとか、さらに柔軟に選択肢が広がることは感謝したいですね。一方で、まだ解決されていないところでは、セキュリティの観点から開発システムがVPN経由で使えない部分もあり、このあたりをどう対策するかとか新たな課題も。VPNも、以前のGatewayでは一斉に始まったリモートワークに対応しきれなくなって、急遽新しいGatewayを都内に増設したりしたけれど、どんどん本格的になっていくと、そう言うインフラ系の問題がさらに出てきそう。コロナ禍は困ったものだけれど、そこから生まれてきた新しい仕事のやり方進め方に関しては、ちょっと感謝したいかも。

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