2020年9月23日

入国解放第一弾

 朝日新聞の記事から、政府が来月初めにも全世界からの新規入国受入の一部再開をする方針の検討に入ったという記事。ビジネスなど3カ月以上滞在する入国者を対象に、二週間の待機は変わらず一日あたりの最大入国枠も1000人程度に絞られるけれど、外国人留学生の入国は全面解禁されるらしい。すでに、タイ・ベトナムなど7ヶ国・地域対象にしている入国制限を、世界に広げるようですが、一日あたり1000人の入国枠は少なくないか? 勿論、空港での検査態勢など制限があることも事実だけれど、もう少し何とかならないかという感じも。

今回の対象範囲拡大をする理由の一つに、既に先行して入国許可している地域からの入国者による感染拡大が、今の所見られないことも理由の一つで、まぁ100%安全とは言わないけれど、流石に来る人もそれなりに準備してくるだろうし、リスクもかなり下がったという理解なんでしょうね。あと、留学生とか長期滞在者であれば、国内での行動把握もしやすいだろうし。逆に言うと、自由観光客とか短期の滞在みたいな入国者まで範囲が広がるのは、まだまだ先かもしれない。

ふと思ったんですが、今こそ「パッケージツアー」とか昔懐かしい「団体旅行」を復活させたらどうだろうか。入国した空港から、滞在先のホテル、さらにはその後の観光地移動も全て団体移動で、専用の観光パス、専用のホテルを利用する。観光地の散策も、団体で移動して、他の観光客と交わらないようにする。予め、希望する買い物とか商品を聞いておいて、そう言う場所への移動には、グループになるけれど隔離された状態で移動して、店舗もその時間帯は専用にして受け入れる。効率も悪いし、コストもかかるし、満足度も下がるかもしれないけれど、それでも全く人が入ってこないよりはいいんじゃ無いだろうか。

この4連休、これまで自粛でストレスが溜まっていたこともあってか、各地の観光地は予想以上の人出になったみたいですが、早晩これまでのような自粛モードは解消しないと、ビジネスも人の心も持たないかもしれない。かといって、いきなり「三密解放」という訳にもいかないので、悩ましいところですが、この連休の影響がでるであろう、来月初旬あたりの状況を見て、そんなに感染爆発していないのであれば、徐々に解放していってもいいんじゃ無いだろうか。年末年始に向けて、新型コロナウイルスとインフルエンザのダブルパンチを危惧する声もあるんですが、昨年は新型コロナウイルスの影響か、対策しての「うがい、手洗い、マスク」の効果なのか、劇的にインフルエンザは減少していて、それは今も続いています。油断しちゃいけないけれど、今やっていることを継続して、三密を回避するという行動様式さえ守っていれば、結構両方とも今年の冬は対策出来るんじゃ無いだろうか。ちょっと、そんな楽観的な事を今は思っています。それ位の事でも無いと、結局何も出来なかった今年一年が浮かばれないだろうし。

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