2020年9月12日

秋冬用マスク

ここの所、以前のような「酷暑・猛暑」から少し和らぎ、朝も起きて直ぐにエアコンを付けなくても、窓を全開して扇風機を回せば、午前中結構な時間帯まで凌げるようになりました。以前だと、午前中買い物をするためにマスクをして外に出ると、それだけで「ヴッ」という感じで躊躇する位でしたが、ここ最近はそんなに抵抗感もなくなりちょっと楽に。

季節の変化が感じられるなぁ等と思っていたら、今朝のテレビで「夏用マスクから、秋冬用マスクに」という特集みたいなコーナーがあり、「をぃをぃ、商魂逞しいなぁ」とちょっと感心することに。夏用マスクでは、通気性とか冷感素材を使用した物が登場しましたが、秋冬用はある程度保温性があったりする物が中心みたい。昨年というか、今年の初めはいきなりの新型コロナウイルスの流行で、とてもそんなことまで考える余裕はありませんでしたが、今年はコロナだけでなくインフルエンザとか風邪予防も兼ねて、かなり色々な種類やデザインの物が登場するんでしょうね。現在では、色々なメーカーがマスク製造に参入しているけれど、さらに多種多様な企業の参入や、思いも掛けない商品が登場してくるんだろうか。

ここでふと思いだしたんですが、来月末にはハロウィーンがやって来ます。今年は、顔に被るタイプとか前を隠すような、「マスク兼用の衣装」が激増するんじゃないだろうか。実は、アメリカンヒーローが被る仮面って、目元は隠すけれど口元は隠さないマスクが多いんですよね。バットマンしかり、キャプテンアメリカしかり、多くのヒーローは「マスク=目隠し」。日本の場合は、逆に口元を隠して、目の部分は出すタイプが多いんじゃ無いだろうか。ヒーロー物の原点「忍者」が、顔を布で巻いて芽だけ出すことに始まるからだろうか。でも、日本のヒーローは「変身」しちゃいますからね。となると、下面も何もあったもんじゃない。唯一例外的なのは、「下面の忍者」の赤影くらいだろうか(笑)。以前、日米のフェイスマークの違いの話が有って、アメリカでは口のキャラクターを変えて表情を出すけれど、日本では目の部分のキャラクターを変えて表情を出すみたいな話があって、何となく納得出来る気がしますね。つまり、それぞれ顔は隠すけれど、自分の表情なり感情は伝わる部分は残しておくのかな、と。

とある記事で、今年は子供の感染症が圧倒的に少なくて、小児科医が廃業するくらいのレベルという記事を観ました。例年だと、例えば春先とか、夏の間とか、結構大きなピークがあるのに、今年は年の初めは同じような感じだったのが、3月くらいからずっとフラットな状態が続いているらしい。マスク着用で、大人からの感染が防がれていることが大きいと思うけれど、さらには手洗いやうがいの励行も、かなり影響しているんじゃ無いだろうか。昨年終わりから今年初めに欠けて、コロナ禍に対しての注目が広がる中、例年ピークになるインフルエンザの症例が格段に少なくて不思議だったのですが、今年ももしかしたらその傾向が生まれるのかも。コロナ対策が結果的に感染症対策になっていて、全体の症例が減っているのは良いことだと思うけれど、肝心のコロナが終息しないと、なかなか今の状況は終わらない。また、終わったら終わったで、一気に今のマスク、手洗い、うがいの習慣も止まってしまい、また以前のような感染症が広がる状況に戻るのも考えもの。マスクに関しては、もう少し緩くなっても良いとは思うけれど、手洗いとうがいの習慣化は今後も維持したい習慣かも。マスクも、例えばネックウォーマーと組み合わせてお洒落なデザインな物が登場したら、あるいはマフラーと共用出来るような物が登場したら、結構冬の新しいスタンダードとして定着するかもしれない。まぁ、何かひと味変わる冬、に今年はなりそうですね。

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