東スポのアカウントに掲載されていた、新立憲民主党綱領の写真ですが、斯く斯く然々で強い決意をもって「民主党を結党します。」となっていて、壮大なずっこけ話に(爆)。一応気がついて訂正したようだけれど、まぁなあ...
何か、一事が万事こう言う笑いに包まれるのは、いかにもこの政党らしいと言うと怒られるだろうか(でも、実際そうなんだもんなぁ...)。でもなぁ、民主党解党から8年、その間に別の政党結党も挟んでいるのに、何故こうなるのか本当に不思議。昔のファイルを使い回しているにしても、余りに凡ミス以前の話出し、あるいは実は本当は「民主党」に戻りたかったのだろうか。段落のインデントもいい加減だし、あれだけ時間が有ったはずなのに、やっつけで作ったんだろうか。でも、ケアレスミスだけれど、政党としての底の浅さを示す、余りに致命的なミスですよね。
それよりも気になるのが、「自由と多様性を尊重し、支え合い」と言いつつも、対抗する相手に対しては「退陣」しろと排除要求しかしないし、気に入らなければ「職場放棄」するだけで、とても自由を認めて、多様性を尊重しているとは考えられない。「多様性」を言う人ほど、自分達と異なる意見の人を排除したり、敵対視する傾向が強う用に思うのだけれど、誤解だろうか。「多様性」を認めるという事は、どうやって意見の異なる相手と折り合いを付けるのか、その妥協点なり制限なりを互いに納得して決めていかなきゃいけないはずなのに。
結党大会で党の主要人事も決まったみたいですが、何かいつもの面子が並んでいるだけで、新鮮味が感じられない。これが、当選したばかりの新人議員が集まって作った政党ならばまだしも、殆ど面子は変わらず以前の政党を引き継いで、他所の政党や無所属議員が合流した「新党」。その無所属議員も、もともとは以前の立憲民主党に所属していた議員な訳で、70%位はずっとその政党に所属していて、良くも悪くも政治活動を経験している人達のはず。そこには、良くも悪くも経験してきたことの反省や実績から、さらに何か厚みのようなものが感じられるべきじゃ無いだろうか。でも、この基本理念なるものを見ても、そういう部分は響いてこない。結局は、やっぱり立憲民主党なんだよねで終わってしまうのは、考えてみたら彼らのこれまでの行動の結果なのだから仕方の無いことなんだなと、納得するしか無いのが不幸だよなぁ。
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