2020年9月8日

東京2020+1

スポーツ関係者にとっては、一寸明るい話かも。IOCのコーツ調整委員長が、来年に延期された東京2020オリンピックは、新型コロナウイルスの状況如何に関わらず開催され、再延期や中止は無いという見方を表したというニュース。まぁ、今年の再生機みたいな状況だと流石に分からないけれど、現在の状況かもう少し感染が落ち着けば、と言う所なんでしょうね。

国内のメジャースポーツ、プロ野球やJリーグ等は、まだ観客数を上限設定(5000人orキャパの50%)で開催していますが、今後この上限が撤廃されてそれなりに蜜の状態になった場合でも、そこでクラスターが発生しなければ、来年の開催にある程度目処が付くのかも。個人的には、屋外の施設に関しては、声を出さないとか飛沫感染の防止策を適用すれば、かなりリスクは下がると思うんですけどね。問題は室内競技の開催で、こればかりはある程度観客席の間隔などを意識しないと駄目かなあ。デモ、そうすると先行販売されているチケットの扱いに問題も生まれるだろうし。

選手や関係者は、通常時差ぼけ解消のために早めに来日するだろうから、その間に症状が発症しないか確認するスクリーニング期間を設けるのも良いかもしれない。ただし、今のようにホテルに缶詰ではコンディションが調整出来ないので、例えば全国に複数の「隔離合宿地」みたいな物を設定して、そこに入れば練習をしながら、隔離にも対応出来る、みたいな事が出来れば、選手も安心して来日できるんじゃ無いだろうか。そこで規定の日数滞在して問題なければ、これまでのように全国の「事前合宿地に移動する」という方式にするとか。ただ、複数箇所とは言え、色々な国の選手が一時的に集まるから、そこがクラスターになる可能性もあるわけで、その為の対策は厳密にしないと、隔離したつもりが集団感染の引き金になりかねないし。

問題は、経済的にも重要な訪日観光客の扱いですよね。流石に2週間の隔離は出来ないだろうし、その時の状況に応じて何か対策が必要。個人的には、訪日観光客の殆どが空港などで購入する、外国人向けのSuicaに今のCOCOAようなトレース機能を付けて、それで移動経路や滞在場所などが確認出来、万一の場合は感染確認が出来るような仕組みを前提にしたシステムを作ったらどうだろうか。やはり、一番怖いの感染経路不明なままクラスターが多発することですからね。勿論、宿泊先の対応も必要だけれど、訪日客に対しての安心感の提供というのも重要な要素になると思うし。ところで、来年の開催が今の所前提になっているんですが、今年のように特別な祝日設定は来年もやるんだろうか。今年の設定は2020年限りの時限立法だったはずで、このままでは本来の祝日が適用されてしまいます。こんな状況だから、訪日観光客も少ないだろうし、リモートワークで交通機関の混雑も減るだろうから設定しないよ、ということだとちょっと寂しい。いゃ、その休みを利用して、来年は外に出かけようかと思っているから(笑)。それが今の最大の心配事...

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