史上最大風速の可能性が事前に言われていて、数日前から対策に追われていて台風10号。事前対策が功を奏したのか、先に通過した9号が海面のエネルギーを余分に消費したからか、予想よりは勢力は強くならず、また進路も少し西に外れたので、当初の予想よりは被害は少なかったように思いますが、それでも各地に大きな災害を残して去って行きました。
浜松も、豪雨が事前に予想されていたので、戸締まりをしっかりしたり、庭先の飛びそうなものを片付けたりとして居ましたが、正直自宅周りの天候は予想を下回り、朝などは晴れ間が出ていたりして「本当に台風が来るのか」と思うくらいの状況。でも、午前中から曇り空になると、お昼過ぎには突然横殴りの嵐みたいな雨が降りだし、それが30分もしないうちに上がってしまったり、何か天気の様子が変。浜松は、そんな程度だったのに、静岡市は一日大変な雨模様だったようですし、都内でも雨の被害が大きかった様子。天気予報では、線状降水帯が幾つが南北に出来ていて、それが丁度名古屋とか静岡とか都内に掛かっているんですが、浜松はその間隙間に位置していたからか、そんなに影響しなかったのが不幸中の幸いかも。
今回は、短い期間の間に、8号、9号、10号と通過して、特に九州や四国・中国地方の西寄りの人達は溜まったものでは無いでしょうね。ここ数年、台風だけで無く豪雨災害とか、何か天気が九州を目の敵にして居るような印象すら受けます。異常気象なのか、地球の非常に長い期間の中での僅かな天候の遷移なのか分からないけれど、やはりここ何十年のスパンで見ると、日本は亜熱帯あたりの気候にますます近づいている気がします。どうせなら、その豪雨の雨水が新型コロナウイルスも一緒に流し落として欲しいところですが、なかなかそう上手くはいかない。
今は新型コロナウイルス対策もあって、予備費とかある程度予算に余裕があるから、必要なら直ぐに対策費とか支援金が対応出来るのでしょうけど、来年以降のことも考えると、例えば「災害対策予備費」みたいな感じで、従来の物とは別枠ででも必要な時には直ぐに出せるような対応をする必要があるかもしれませんね。来年に関しては、まだ新型コロナウイルスも終息して居ないだろうし、今年ほどでは無いにしてもそれなりに対策は必要だろうし。不安を煽るつもりは全くないのですが、こうやれウイルスだ台風だ豪雨だと続くと、次はまた大きな地震が来そうな気がして一寸個人的には不安が心配。こう言う自然災害のニュースを聞く度に、自宅の備蓄だったり、災害に弱い部分の補修を考えたりとするんですが、どこまでやっても完全と言うわけにも行かないし。結局は、毎回書いているように、「この時の気持ちを忘れずに次に繋げる」という事なんでしょうね。「常在戦場」というとちょっと大げさかもしれないけれど、「常在災害」位の気持ちであっては良いかもしれない。
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