2020年8月9日

日本製マスク

昨日土曜日に一寸街中に用事があって出かけたときの話。自宅から車で出かけたんですが、暫くして「あっ、マスク忘れた」と気がつきました。一旦は戻ってマスクを取ってこようかとも思ったんですが、既にそこそこの距離離れてしまっているし、ここで戻ると約束の時間に微妙というタイミングなので、そのまま戻らずに向かうことに。

いつもだと、外に出るときに持ち出すスリングバックの中に予備のマスクとか入れているんですが、この日は別のトートバッグに荷物を入れて出かけたため、その予備のマスクを入れていたZiplockを入れ替えるのを忘れてしまっていました。最悪、タオル地のハンドハンカチで口元を覆えば良いかと思いつつ運転を続けましたが、その途中に閃きました。目的地は浜松駅の近くで、周辺の駐車場に車を入れて徒歩で歩いて向かうのですが、その途中に浜松駅の近くを通過します。この浜松駅の地下1Fには大手のドラッグストアチェーンのお店が入っていて、確か朝一から開いていたはず。ここでマスクが購入出来るかもしれないと閃いたわけです。で、駅周辺の駐車場に一旦車を入れてから、少し遠回りになるんですが浜松駅に向かい、そこから地下に降りてドラッグストアーへ入りました。

土曜日の朝一ということで、お客さんは数名程度。で、「マスクはどこだぁ」とお店に入ってみたら、入口の正面に「マスク有ります」という表示が。少し大きめのワイヤーフレームの箱に、5枚入り? 7枚入り? の細長い袋に入ったマスクが、乱雑に詰め込まれています。「まぁ、安い中国製のマスクでも、取りあえずこれから使えれば良いか」と思いつつ、その箱に向かって行き一袋取り上げます。で、その商品を見てびっくり。アイリスオーヤマ製の7枚入り不織布マスクで、一つ298円(税込み)で、しかもポップには「お一人様幾つでも」と書かれています(笑)。最初は、この後一つマスクがあれば良いので一つで十分と思ったんですが、折角だからと三つほど購入しました。後で購入したマスクを装着したときに、それまで使用していた5月頃に購入した中国製マスクと比較して、段違いに快適な付け心地だったので、もう少し買っても良かったかなと後悔したのは秘密です。特に、以前購入した中国製マスクが、乾物みたいな臭いが酷いのに対して、このマスクはそんな臭いは全く感じない。さらに、不織布マスクは装着しているとマスク内部に呼気の熱がこもって、外すとホッとするんですが、このマスクは通気性も確保しているのか外してもマスク内部の熱気は感じられず凄く快適。何か「格の違い」みたいなものを感じます。

実は自宅に戻ってこのマスクをよくよく見て少しガッカリ。実は、アイリスオーヤマがマスク国内生産を始めて一般に売り出すと言うニュースを少し前に聞いていたので、今回も購入したんですが、戻ってよくよくこのパッケージを見たら、裏側に中国語のシールが貼ってあり、どうも製造したのは中国の江蘇省蘇州市のアイリスオーヤマの現地法人「愛麗思生活用品(蘇州)有限公司」で、製造日は6月1日となっています。船便で輸入しているとはいえ、一寸時間が掛かっている気がするけれど、これは有る程度国内在庫を確保してから店頭に出したと言う事なんだろうか。まぁ中国製とはいえ、製造は委託業者では無く自社工場(?)らしいし、「全国マスク工業会」のマークも印刷されているので、多分大丈夫でしょう。実際先書いたように付け心地は全く違うし、鼻の部分を押さえるワイヤーも、中国製の安っぽい針金みたいなものよりもしっかりしているものが入っています。これで、1枚あたり40円程度なら十分です。自分の自宅周りでは、これまでこの手の日本製マスクを見たことが無かったんですが、やっと普通に入手出来る位の状態に戻ったのかなと実感しました。でも、5月に購入した「臭い」中国製マスクが、まだ70枚位残っているから、こちらを先ずは消費しないと。とはいえ、ずっとリモートワークでさらに連日の猛暑で、外に出る機会はますます無くなっているので、何時使い切れるのだろうか...

0 件のコメント:

コメントを投稿