2020年8月3日

弾丸ポルシェ

昨日川崎市の首都高速道路湾岸線で発生した痛ましい事故。事故が発生したのは、昨日の朝ですが、ニュース等で知ったのはその日の夕方になってから。で、このニュースを聞いて一寸ゾッとしたんですが、その理由はまさに自分も同じような状態にその日遭遇していたから。

日曜日の朝、ずっと梅雨空の中洗車する暇も余裕も無かった愛車のUX200君を、暑くなる前に洗車して、午後のお昼過ぎに一寸ドライブに。東名高速道路から、三ヶ日ジャンクションを新東名方向へ走っていたとき。この東名-新東名の接続道路は、平日でも週末でも殆ど利用する車が無くて、大体12km位の距離の間に、同じ方向に走る自動車やトラックに遭遇する場合でも数台程度の時が殆どというガラガラの道路。だからか、ついついスピードが出てしまうし、最初から120km位で走る自動車もよく見かける場所。この時は、私は90~80km位で走っていて、前後に車は見えなかったんですが、ふと目を横から正面のバックミラーに戻したら、急に車が洗われてものすごいスピードで近づいて来ます。フロントの様子から「ポルシェかな」とは思ったんですが、確認須磨も焼く私の横追い越し車線を通過したんですが、余りのスピードに風圧で私の車が揺れるくらいの衝撃。あっと言う間に消えていったんですが、ビックリしたのはそれだけではありません。直ぐに同じようなスピードで通過する車が一台、二台... ツーリングしていたんでしょうか、5~6台の車が猛スピードで通過していき、その度に自分の車が揺れてしまう。

印象的には、200km以上のスピードを出していたんじゃ無いだろうか。本当に、最初の一台が通過するときは、山梨にあるリニアモーターカーの試験場をリニアモーターカーが全速力で通過するときくらいのインパクトがありました。その後の車は、少しスピードを落としていたのか、あるいはビックリして自分の理解がマヒしていたのか、それほどには感じなかったんですが、でも通過してあっと言う間に消えてしまうくらいのスピードだったから、やはり200kmは出ていたんじゃ無いかと。この道路は、新東名に入るか、そのまま飯田方面へ行くかなんですが、新東名も東名に比べてスピードを出す車が多いから、そっちに行ったんだろうか。しかし、スピードを出す外車や高級車とは何度も遭遇したことがありますが、これまでの経験上最高速度で通過していったことは間違いありません。前後のドライブレコーダーに記録されているはずだから、そのファイルは消さずに保存しておこう(笑)。

この接続道路にしても、新東名にしても、結構監視カメラや速度監視装置が設置されていて、走行状態もモニターされていると思うんですが、それでも引っかからないのだろうか。私も車を運転しているからスピードを出して爽快感みたいなものを味わいたい気持ちは分かるんだけれど、あのスピードは無いだろう、と。多少偏見も含んでいるけれど、外車の特にポルシェとかランボルギーニとか、昔のスーパーカー系の車の所有者は、やはりスピード命でそう言う車を選択するんだろうなぁ。日本じゃ、そんな車の性能をフルに発揮する一般道路は無いので、自分は仮にお金があっても購入することは無いと思うけれど、スピード出しすぎで自分で事故を起こすのはその人の責任としても、今回の川崎の事故のように、他人を巻き込むことだけは止めて欲しいと、その日後から記事で事故を知って、昼間の自分のケースを思いだして、ちょっとブルッとしましたねぇ。昔、一時期最高速度のリミッターが車に付いていた時代があったと思うんですが、それがなくなった今、逆に監視カメラとか速度測定器で厳しく取り締まることも必要じゃ無いかと思うし、だからこそ自分も時々気を抜かずにしっかり安全を考えて運転しなければと自戒しました。

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