2020年8月19日

猛暑に一息

連日続いた40度越えの気温も、昨日は流石にちょっと収まって40度を切りましたが、それでも35度位まであがったらしく、暑いことには変わりは無い。でも、40度よりはましな気がするから、慣れは恐い物です。

昨日は、浜松あたりは気温がさがったものの、九州では初の40度代が記録されるかもとか、都内では気温が上がっているとか、やはりこの夏の猛暑酷暑の話題が朝から続き、となると前日の浜松で記録された「日本最高気温(タイ記録)」の話題も取り上げられます。まぁ、地元が大きく取り上げられるのは悪い気はしないものの、一寸その伝え方に見ているうちに不満が。まず、浜松の話題なのに、何故か「日本最高気温」で並ばれた、埼玉県熊谷市でのインタビューが多い。その次に来るのが、何故か名古屋の話題。今回、海沿いの浜松で最高気温を記録した理由の一つが、名古屋の都市部で温められた空気が、西から浜松に流れ込んで、フェーン現象化したということで、名古屋の暑い様子などをレポート。で、名古屋から浜松へ熱い風が流れ込む解説図みたいなものを表示するんですが、何か名古屋の直ぐ隣に浜松があるみたいな画が。実際、名古屋と浜松は直線距離で100km位離れているので、個人的には本当に名古屋の熱風の影響なのか疑問があるんですよね。しかも、途中には岡崎とか豊橋とか、それなりに大きな街があって、そちらは影響を受けていないのだろうか。

そんな放送を見ていて嬉しかったことが一つ。昨日も40度には届かなかったけれど、猛暑が続く浜松。涼を求める市内の画が色々放送されたんですが、その中で高校時代よく通ったかき氷とお好み焼きのお店が取材されていて画面に出てきてビックリ。もう、何十年振りだろうか。高校の正門を出た直ぐ先にあるお店は、うちの学校の生徒のたまり場的なお店で、高校三年間は週に何度も通ったお店。卒業後も、用事があって学校に行ったときにもよく利用したお店。当時は、もうくたびれて結構古い感じのお店でしたが、画面に映るお店は何か綺麗に改装されたのか新築したのか、ちょっと印象はちがっていたけれど、お店の片方にお好み焼きを焼く大きな鉄板がカウンターみたいに設置されているのは、昔と変わらない気がする。このお店とか、反対側にある中華料理のお店とか、よく通った学校周辺のお店が、いろいろと記憶に戻ってきました。

今回浜松市が記録した「日本最高気温」ですが、関連して新しい発見もあって、なかなか興味深い事に。
  • 今回の「41.1度」は、気象庁自らの観測結果においての「最高気温」で、実は1923年8月6日に徳島県撫養町(現鳴門市)の中央気象台委託観測所で「42.5度」を観測している
  • 実は観測方法によって、最高気温のデータも異なる。少し古い4年前の記事ですが、観測の瞬間(10秒値)、10分値、1時間値とあり、熊谷とか浜松の「41.1度」は現在の10秒値(瞬間値)での値。
まぁ、記録としてはその時で観測機器が変わったり、観測方法がかわったりすれば、定義も変わったりするだろうし、実際の気温と記録と解離があるのは仕方ない。でも確実に言えるのは、30度を超えれば「とても暑い」だし、35度を超えるようなら「凄く暑い」で、それ以上は何度だろうと同じだという事。それを、今回身をもって経験しました。

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