もう、半年以上も海外に行けず、暫く前まではモンモンとした気持ちが高まっていましたが、最近ではもう諦めの気持ちも大きくなってきているのか、フライトする情熱もかなりしぼんできてしまった気分です。そんな「飛び族」の皆さんは、国内にも沢山いらっしゃると思うんですが、そんな中の一人の方の「疑似フライト体験」の記事。
暫く前に、やはり海外旅行できない気分を紛らわせるために、横型洗濯機の丸い扉の向こうにタブレットを置いて、そこにフライト中の映像を流して、恰も飛行中窓から外を見ているような雰囲気を醸しつつ、その横で機内食風の食事を食べて旅行気分を醸し出している外国の人の記事があったけれど、それに近いかも。実際の飛行機の座席に、大型プロジェクターで景色や映画を映しながら、本物の機内食のサービスみたいに食事やドリンクを飲む、「疑似フライト体験」を提供している「FIRST AIRLINES」という会社のサービスが、去年くらいに取り上げられていて話題になっていました。その当時は「ん中貧乏くさいなあ(失礼!)」と思いましたが、こういう状況になると貴重な体験かもしれない。
「機内食」って、エコノミーはもとより、ビジネス、ファーストクラスであっても、そんなに美味しいものとは思わないけれど、何故か独特の魅力が有るのも確か。事前に調理をしておいて、機内ではオーブンで温めるか、湯煎するか、お湯で溶くくらいしか「調理方法」がないので、あれだけのものが出てくるのは対したものですが、機内用に濃いめに味付けしてあったり、独特の調味料とかあったりするので、どうしても自分はお酒に逃げてしまうのですが(笑)。そう言う意味では、国際線ではこれまでの半数近くをUAのフライトを利用しているので、一番最初のドリンクサービスに出される「温めたナッツ」が妙に好きで、自宅でもミックスナッツを買ってきたら、アルミホイルに広げて、オーブントースターで温めて食べたりします。あれさえ有れば、個人的には「フライト気分」だなぁ(安上がり!)。
一部地域とは、ビジネスや留学など特定の目的渡航に限って出入国検査の簡略化等を適用して、渡航が再開されるような動きがありますが、以前のように普通に渡航できるようになるのはまだまだ先。来年の7月に、予定通りに東京オリンピックを開催すると想定して逆算すると、どんなに遅くても4月初めにはそれなりに自由に出入国出来るようにしないと駄目だろうし、出来れば年明けから以前のような状態に近い形に回復しないと、ANAにしてもJALにしても持たないだろうし。こう言う記事を見ていると、皆さん色々な方法で「旅心」を癒しているんだなと感心するとともに、場合寄っては余計にかき立てられる気分にもなるよなあ、逆効果だよなぁと、ちょっと恨めしくなることも。やはり特効薬は「実際に飛ぶこと」ですね。(当たり前か)
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