揉めていた立憲民主党と国民民主党の、解党後の新党設立での合流を目指していましたが、国民民主党の玉木代表が、立憲民主党との合意形成が進まないために、国民民主党を解党して合流組と、別の新党設立をすると発言してまた物議。
最初は、これが国民民主党の結論みたいな感じで報道されたんですが、その後まだ党内で合意されたものでは無いみたいな発言も出てきて、何か混乱の度合いここに極まれりみたいな感じ。合意形成なんて言い出したら、絶対まとまらないような違いがある両党ですが、それ以外の利益を目指して合流しようとしているもの。立憲民主党は国民民主党の人と金が必要だし、国民民主党は立憲民主党の知名度と低いけれど自分達よりは遙かにましな支持率を選挙に繋げたいという気持ちがあるわけで、そう言う意味ではどちらも党勢拡大には積極的。でも、この両党の成り立ちを以前の民主党時代から眺めてみると、「無節操」と言う言葉が一番しっくりくる気がする。
それでも、党首として、党の目指す先が異なるかもしれないのに、それを棚上げにしては合流できないという玉木氏の言い分は納得出来るし、本来「政党」なんだから政策とか目的を核に人が集まるべき。さらに、「立憲民主党」に拘る立憲民主党側は、政党名に関しても無理にでも残そうと露骨な主張をしているし、何か数だけは多いけれど立場的には「合流をお願いする」側がなんであんなに偉そうに言えるのか、そこが不思議。
最終的にどうなるのか分からないけれど、国民民主党は一時自公との連立構想も生まれていたと言われているくらいだから、それこそ「是々非々」の政治を進めてくれるなら、個人的には分党しての新党設立はいいんじゃないの。少なくとも、提案型の政党が例え小政党であっても生まれることが、次の大きな流れの源流になると思う。ところで、国民民主党が解党して、二分化されたときに、今の立憲民主党から新しい国民民主党へ移籍する議員はいるんだろうか。結構枚の立憲民主党って、閉塞感が強い「住みづらい政党」だと外から見ていると感じるんですが。解党しての新党なら、一切の柵み無く移籍できるんじゃ無いかと。でも、選挙の時には嫌がらせさせられるかな。まぁ、そう言うことをやりそうな人達だからなぁ、あの政党は。
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