2020年7月11日

アルテミス計画

日米両政府が、日本人宇宙飛行士の月面着陸実行も含む月探査協力に関する共同宣言を発表というニュース。昔のアポロ計画のように、地球から直接月に飛行して着陸して戻ってくるだけでは無く、月を周回する基地「ゲートウェー」を建設して、ここを拠点に月面に着陸するという計画らしい。記事の最後に、その集会基地の説明がちょっと書かれていますが、昔のように母船が集会して待機するようなものでは無く、それなりのサイズの居住棟を準備するみたいで、ミニ宇宙ステーションみたいなものかな。

宇宙探査は、アポロ計画を頂点に、その後スペースシャトルが何とか命脈を繋いでいたけれど、自己が続いて運航自体が終了してしまうと、一気に興味が薄くなってしまいました。それが、満身創痍でミッションを大成功に導いた「はやぶさ1」で再び人気が復活して、今また宇宙への興味が大きくなってきていることは、個人的には嬉しい限り。スペースシャトル退役は残念だったけれど、それをバネにスペースXが新しい技術を開発して、再びアメリカの宇宙への道を開いたことが大きいですよね。

とは言っても、宇宙開発には膨大なお金が必要で、まだその回収方法は見つかっていないことも事実。例えば、月にものすごく高価な貴金属とか資源があって、それを数kgでも回収すればコストリカバリー出来るなら良いのですが、残念ながらそう言う都合の良い話は無い。技術革新という、無形の財産形成にどれだけの人が興味を持ち、支援してくれるのか、正直なところ未知数だと思います。特に最近の日本では、自然災害が続いて、さらにさらに新型コロナウイルスの状況も見えないのに、どうなるか分からない計画に多分何千億、もしかした1兆円を越すような資金投入が理解されるか複雑ですね。

個人的には、月に行ったらバルカン星人と遭遇して、そこから宇宙進出が始まる、みたいなスタトレの世界が始まることを期待しているけれど、まぁまだ無理だろうなぁ。コクレーン博士が、まだワープドライブも試作していないし、その切っ掛けになる第三次世界大戦はやはり起こらない方が良いわけだし。「アルテミス計画」かぁ... どっかで聞いたような名前だなぁ...

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