2020年7月20日

機内食レシピ

来客が望めない新型コロナウイルス下の飲食サービスで、色々とお店側も工夫しているなかで、高級店やホテル等が、「秘伝のレシピ公開」みたいなサービスを少し前に公開していて、結構好評でした。で、それに倣ったのかどうかは不明だけれど、ANAが機内食のレシピを公開。機内食は、機内で食べるからまあそれなりなんだけれど(マテ)、それを家庭内で作ってみてもどうなんだろうかと、天の邪鬼な自分は考えてしまう。「機内食」というよりは、そう言う特別な場所で食べる一寸贅沢な感じのする一品、みたいな感じなんでしょうね。

公開されているのは「メカジキの塩麹揚げ、キノコのたっぷりカレーーソース、長ネギ入りチーズリゾット添え」と、「アボカド釜素味噌焼き」の二品。前菜(アボカド)とメイン(メカジキ)という感じでしょうか。

丁寧に下準備から調理方法まで書かれているけれど、これ最近は「簡単調理」とか「手抜きクッキング」みたいな方が人気があるから、ちょっとどうだろうか。調味料の種類にしても、なかなか色々揃えるようになっていて、敷居が高いと言うよりは、準備の手間が大変そう。

で、機内食の場合は、この途中くらいと言うか最後の手前までちょうりょして冷蔵・冷凍して保存。機内に運び込んでから、数時間後にヒーターで加熱調理をして出すわけで、そう言う意味では厳密には「機内食」とはちょっと違う。さらに、機内食の場合は気圧が地上と異なる機内で食べるために、少し濃いめに味付けをしているはずなので、その味付け具合も公開されたレシピでは少し変更しているんだろうけど、まぁ余り細かなツッコミは無粋なので言わないことに(笑)。

個人的には、ここにさらに「お勧めのワイン」とか追加情報として記載してくれたりすると嬉しい。ワイン以外のお酒でも、勿論OK。あるいは、実際にこの機内食が提供された路線があるなら、その路線の話題とか就航先の話題とかもあると、ちょっとした旅気分も味わえるかも。国内線はだんだんと回復してきているけれど、国際線はほぼ全滅状態の中、少しでも「海外旅行気分」が味わえる情報って、顧客心理としては凄く重要だし貴重だと思う。そう言う意味で、是非第二弾、第三弾と続けて欲しい。

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