2020年7月8日

全日本大学選手権中止

大学アメリカンふとボールの日本一を決める「全日本大学選手権」を、新型コロナウイルスの影響のため中止する方針を固めたという記事。全国を8地区に分けて、地区優勝チームや、上位チームが参加するトーナメント戦が「全日本大学選手権」。その決勝戦が、「甲子園ボウル」として大学チャンピオン決定戦だったわけですが、今年は秋のリーグ戦すら通常開催が危ぶまれており、全日本大学選手権トーナメントも開催は厳しくなってきて、それは仕方ないでしょうね。

となると、「決勝戦」である甲子園ボウルはどうするのか。一番可能性があるのは、以前のように関東と関西の地区優勝チーム同士の対戦にすることで、これは予定期日までにそれぞれの地区リーグ戦が完了していれば、開催は可能。ただし、その秋のリーグ戦にしても、すでに通常開催は厳しいとの認識から変則的リーグ運用をする旨発表されているので、「甲子園ボウル」という名前を冠するのか、あるいは東西の決勝戦にはするけれど、別の名称にするのか、色々考えることはありそう。

仮に「甲子園ボウル」ではなく、例えば「東西交流戦」みたいな開催になった場合、やはり試合会場としては甲子園を使うのだろうか。通常甲子園ボウルは12月の中旬に開催されるので、やはり変則的な運用になっているプロ野球のスケジュールが、かなり後ろになっても多分大丈夫だとは思うんですが。気になるのは、「甲子園ボウル」でなくなったときに、甲子園を使うのか、ということ。以前甲子園が改修のために使えなかったときには、「甲子園ボウル」を確か大阪ドームで開催したけれど、名前が残って会場が変わるのは良いと思うんですよね。でも、名前が変わっても甲子園を使うのはどうだろうか。やはり、「東西交流戦」とかになったら、大阪ドームあたりで開催することになるのなかなぁ。

フットボールだけでなく、この春から秋に開催される全てのスポーツが影響を受けてしまうのは仕方ないし、その影響は来年にまで響くことは確実でしょうね。特に、今季は大学は新入生はいきなりリモートで授業が始まり、キャンパスに来ることも殆ど無いだろうから、どのスポーツ部も新歓に苦労しているでしょうね。この世代だけ、ぽっかりと空白が出来てしまうと、大学スポーツで廃部するクラブも決して少ない気がする。色々な意味で、モチベーション維持をどうするのか、現役選手にしても、新人選手にしても難しそう。母校のチームも、今年はどうサポートしてあげればいいのか、全くアイデアが沸いてきません。困ったなぁ...

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