2020年7月17日

リモートワークの時代2.0

ITmedia杉山淳一氏のコラムから、「リモートワークで通勤定期券が終わる日」について。実は私も、15年前に在宅勤務を始めるとき、最初は会社から電車で5駅くらいの当時の自宅(アパート)で仕事をする「シミュレーション」みたいな事から始めました。テスト、トライアルという意味もあって、まずは週5日勤務のうち、2日在宅3日出勤みたいな割合から始めて、数ヶ月後には3日在宅、2日出勤、そして最後は4日在宅1日出勤まで進めて、それを約2年ほどトライアル的に続けて、問題無さそうと言う事を当時の上司と確認して、浜松に戻ってきました。

その時に、会社としても殆ど前例がないから色々手探りだったこともあるんですが、話題になったことの一つが「定期券どうるすか」。当時は、通勤経路を会社に申請して、半年分の定期券代金が給与と一緒に半年毎に振り込まれていましたが、週に何日も出勤しない場合はどうしたら良いのか、当時の総務に問い合わせてみたら、有効期間の半分以上通勤で勝しない場合には、その時点で残金を精算して、都度精算してくださいという回答。途中3日在宅、2日出社までは、それまでに購入していた定期券が残っていたこともあるし、途中で呼び出して会社に来て貰うことも有るかもしれないからと定期を継続していました。丁度定期券の有効期限が一月位になったときに、現在のように4日在宅、1日通勤と言うモードを始めたので、結果的に定期券の精算はせずに(確か1月未満は戻ってこなかった気がする)、翌月からの定期券支給を止めて貰い、以後は毎週の通勤費を精算処理していました。その後浜松に移動してからは、そこに新幹線代が加わることになったわけですが。

今回のこの件と似たような話が有ったよなぁと思いだしたのが、1990年代にバブルが弾けて、出張旅費など大幅に経費削減が実行されたとき。それまでは、当時の自分のような新米ペーペーの平社員でも、アメリカ出張となれば、航空券はフルフェアのノーマルチケット、使用クラスはビジネスクラス、ホテルは法人契約していたから安かったけれど四つ星以上(確か当時のHilton、InterConti、Sheraton、Hyatt、Marriott、殆ど全てと法人契約をしていたはず)、レンタカーはクラスはノーマルだったけれど、万一のために保険や安全サービスは必ずフル装備という状態で、一回の予算が2~3百万だったはず。所がバブルが弾けて、海外出張なんてとんでもないという状態になると、一気に増えたのが「電話会議」。時差の関係で、大体は日本の夜、アメリカの朝の設定での会議が多かったので、日本の夜8時位から深夜まで、殆ど1時間単位で電話会議が続いたこともありましたねぇ。で、段々とそれで枠が足りなくなって、アメリカの夕方から夜、日本の早朝にも電話回帰が入るようになってますます大変になってきて... 当時は、まだインターネット電話(VoIP)何て無い時代だったから、国際電話代も結構しましたが、それでも人を送るよりは安いという事で、それ以来ガクッと海外出張は減りましたが。当時契約していたのは、確かJTBだったけれど、それはそれで大変だったかも。なんせ、それまで年間のべ何百人単位で海外出張に、しかもノーマルで行ってくれていたところがガクッと無くなったわけですから。

今回も、「定期券を使う」という仕組みは段々と消えていって、代わりに、プリペイドみたいな方式が登場してくるんじゃ無いだろうか。定期券みたいに、一定金額の特別Suicaみたいなものを一定数量購入すると、それを利用した場合は通常料金から割り引いた料金が引き落とされるような仕組みに。で、残高が減ってきたら上限までチャージ出来て、それは会社側も把握出来るように利用日と利用区画をまとめてレポートするような仕組み。会社としては、通常の料金を立て替え精算するより割引になるし、交通機関としても有る程度の売上げを担保出来るというメリットが。利用者としては、自分の行動履歴が把握されたり、定期券のように複数回利用することが出来ないので不満を感じるかもしれないけれど、例えばその仕組みを利用したら、通常料金から20%とか30%安い料金利用が出来るとなれば、企業側としては乗り気になるかも。区間を定めず、利用した区画の割引料金を引き落とすから、例えば一つのカードを経路が異なる複数人で利用してもいいわけですし。そんなリモートに対応した工夫が生まれ来るのだろうか。

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