2020年6月4日

予備費削減

新型コロナウイルス対策で、第多淫な二次補正予算が準備されて、その目玉とも言って良いのが10兆円の予備費。通常「予備費」は、使用目的を定めずに、突発的な対策費用として利用される、言わば「バッファー」的予算ですが、今回は今後の新型コロナウイルスに迅速に対応するために、予め予算枠を大きく準備しておくもの。色々批判や不満のある安倍内閣ではあるけれど、この10兆円の予備費というのは、なかなか大胆かつ有益なアイデアだと思う。

ところが、その「10兆円」というかなり大きな予算枠が気に入らないのか、特に書く内閣の目玉政策は気に入らないのか、単に理解出来ないだけなのかしたくないのか、野党は一斉に批判を始めて、「予備費削減」まで言い出す始末。いゃ、新型コロナウイルスが流行しだして、まだ本年度予算が決まる前の2月とか3月の時には、2019年度の予備費で対策していて、その規模では足らないと散々批判していたのに、こんどは「多すぎる」。緊縮財政の麻生財務大臣ですら、このように十分な対策費用が必要と言っているのになあ。

で、例によって気に食わないから来週からサボります宣言。もうね、そのままずっとが萎縮自粛していれば良いのでは。その間に、どんどん必要な法案を通して、少しでも早く収束させるように与党と一部野党で進めれば良い。なんでこの人達には「気に食わないから止めます」という選択肢しか無いのだろう。「気に食わないから、我々はこう言う提案をしたい」とか「こう言う事を先ずやるべきだ」という行動どころか、発言すらないような状態で、どれだけ賛成や支援を増やすことが出来ると思っているのか。よく政党支持率で自公与党の支持率の上下に一喜一憂しているけれど、それよりも野党支持率はどんどんじり貧で、殆ど上がること無くずっと下がり続けているような状態なのに、彼らは危機感を持たないのだろうか。

これが「万年野党」の人が、本来の政権活動みたいな物を知らずに言っているならまだしも、仮にも3年一寸政権を持った人達が言っていることだから救われない。個人的には、あの3年間は大いなる無駄だったと思うけれど、それでも中枢で仕事をしたことを少しでも今の活動に生かして欲しいと思うもの。でも、あの時に散々削った色々なお金や人の付けが今に回ってきているわけだし、結局それに対して反省も説明も無いままに、また好き勝って言っているだけ。ないかい書いている気がするけれど、無能な働き者ほど邪魔な物は無いというのは本当だなぁと再認識するばかりですね。東日本震災当時、寝ずに頑張っている枝野氏に対して「#枝野寝ろ」タグが流行ったけれど、今は反対の意味で「#特定野党寝ろ」だな。

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