新型コロナウイルスの感染が終息しない東京都で、「夜の町」対策が急務に。感染収束をしたい、政府や東京都の言い分も分かるし、とは言っても死活問題となるお店側としても少しでも収益を上げたい。お店側としても、これまでのような「密着しての接客」を見直して、色々苦労しながら工夫もして対策しているところもあって、必ずしもこの手のお店が全て悪いわけでは無いけれど、やはり「密着」するのがサービスの一つみたいな事もあるこの業種では、なかなか難しい事も事実。
ただ、そんなことをやっていたら、社会的にも収束しないし、この業種的にも社会から否定的な評価しか得られないわけで、そこは双方からの対策が必要かも。ふと思ったんですが、感染者を出したお店は、例えば食中毒を出したお店のように、暫く営業停止措置とか出せないのだろうか。新型コロナウイルスは指定感染症なのだから、単に感染者が出たというだけの意味では無いと思うのだけれど。で、お店側としても、そう言う措置が出されるとなれば、これまで以上に慎重に対応するのでは無いかと思うのですが。
全てがそうだとは言わないけれど、今感染者が出ている大きな場所としては、一つは病院等の院内感染と、夜のお店関連が多いことは事実。院内感染に関しては、医療作業の一環として注意してもらうしか無いのだけれど、夜のお店に関しては利用者を止めることが出来ないのであれば、お店側の自浄努力を有る程度強制的でも進めるしか無いと思うなぁ。浜松で初期の頃に感染して、その後亡くなった男性の場合は、感染したままフィリピンパブへ行って、その時に付いたた女の子では無く、その男性が寝転がったソファーに座った別の女性が感染したわけで、そういう部分の影響が大きいような気がしてしまうんですよね。そうなると、有る程度距離を保ち、マスク等で飛沫拡散をそれなりに防げれば、後は無意識に触れるようなものの対策をすれば、かなり感染リスクを下げることが出来る様に思います。
非常事態宣言が出されていた頃と比べると、明らかに人手は増えてきているし、まだ「三密」という状態では無いけれど、全体の意識としてちょっと油断というか、ほんの一月前の緊張感が緩んできていることも事実。それでも、先日自宅近くのイオンモールに行ったときには、殆どの人がマスクを着用して居るなり、それなりに「新しい生活様式」は定着していて、普通に生活する分には社会的な感染リスクは殆どないと言っても良いのでは。だから、後は飲食の席とかライブや映画館みたいな、どうしても「三密」の一部でも避けられないような場所・状態をどう回避するかというところ。今は厳しい「夜の町、お店」ですが、そこで何か工夫や対策が生まれたら、それが逆に武器になりスタンダードが生まれそうな気がするんですが。そう言う意味で、「夜の町、お店」の人達は厳しいだろうけど、ちょっと頑張って欲しいなぁ。今は批判されているけれど、ちょっとした事で先陣に立てる可能性があると思うから。
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