2020年6月19日

聞き間違い

昨日自宅近くのモールへ、買い物に出かけた時の事。入ったのは「靴下屋」さん。夏向けに、さらっとした靴下が欲しくて、それで訪れたんですが、以前購入して気に入った素材の物が今回もあったので、それを何足か色違いで手に取りレジへ行きます。この後、別のお店にも寄って買い物するつもりで居たので、トートバッグを持参しての買い物。ですから、わざわざ袋に入れて貰わなくても、そのままタグにテープを貼って貰えば十分という事で、品物を出しながら「テープで結構ですから」と言いました。すると、レジの反対側にいた若い女性スタッフさんが、「ありがとうございます。こちらのPayPayが利用可能です」とにっこり笑いながらPayPayのQRコードを差します。

ここで、たっぷり3秒ほどフリーズ(笑)。で、閃きました。「テープで結構です」が「PayPayで結構ですか?」と聞こえたんじゃ無いかと。そこで、「PayPayではなくて、そのままバッグに入れますから、テープで結構ですから」と言い直して、それで彼女も理解した様子。この時、女性スタッフさんも私もマスクを装着していましたし、二人の間には悲惨防止用のビニールカーテンが張られていますから、そうで無くても聞きづらい状態。こちらの発音も不明瞭で、その声も途中のビニールカーテンが遮り、まぁ「テープで」が「PayPayで」と空耳しても責められない(笑)。

自分の声は、一寸困った感じに聞こえるので、マスク無しで普通に話をしても一寸聞きづらいかなと個人的に感じる位なので、マスクをしての会話だと更に聞きづらいだろうなあ。実際、例えばスタバで注文するときとか、別のお店で店員さんに尋ねるときとか、マスクをしていると聞き返される割合が高い気がします。こもった声が、マスクでさらにこもった感じになるからかなあ。マイクを着用することで、口元とかを見て判断する耳の不自由な人がコミュニケーションに困っていると言う話があり、それでフェイスマスクを手話通訳の時には利用したりしていますが、「見え方」だけでなくて、マスクがフィルターになってしまい、声の「聞こえ方」も問題有りの場合がありますね。

新型コロナウイルスが落ち着いて、マスク着用が今ほど必須の状態で無くなっても、今の状態になれてあまり話をしなくなるような状態になるかも。その時に、もしかしたら「ハンドシグナル」がある意味常識になるかも。その中で、「レジ袋使用する」「エコバッグ使用する」みたいなシグナルで、会話しなくても相手に意図が伝わり、「エコバッグ使用する」なら、値札にテープを貼ってすっと渡してくれたら、案外便利じゃ無いだろうか。例えば「レジ袋使用する」なら、袋を広げるマネをして、「エコバッグを使用する」なら、テープを貼るマネをするみたいなハンドシグナルはどうだろうか。何か、特殊部隊みたいだぞ(笑)。あるいは、手話で既にそう言う単語に相当するシグナルがあれば、それを利用してもいいんじゃ無いかと思うんですけどね。マスク時代の新しい「仕草」になるかも(マテ)。

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