2020年6月16日

リモートマッチ

日本トップリーグ連携機構が募集していた、「無観客試合」に変わる名称が、「リモートマッチ(Remote Match)」に決定。ただし、競技によっては試合の呼び方が違う場合もあるので「リモートゲーム(Remote Game)」を使用するリーグもあるとのこと。さらには、「リモーター=リモートで応援するファン」、「リモマ=リモートマッチの略称(※リモートゲームの場合は「リモゲ」なんだろうか?)」も採用するとの事。「リモートワーク」とか「リモート〇〇」という言葉が浸透していたので、「リモート」を頭に付けるのが一番しっくりきたみたいなのが最大の理由なんだろうか。

ただ、最初にこの「リモートマッチ」という名将を聞いたときに頭に浮かんだのは、富士通スタジアム川崎のフィールドに、11体×11体のPepper君が並んでいて、それをリモートで選手が操作して試合をする様子(笑)。疑問なのは、誰目線の命名なんだろうかという事。観客目線とすると、ちょっと違和感があるなぁ。「リモートマッチ」ではなく「リモートウォッチ」ならまだ納得出来るんだけれど。選手目線とすると、選手がリモートで参加して試合するみたいだし。応募はしなかったけれど、個人的には考えたのは「V-Game」。"Visualize Game", "Viewing Game", "Virtual Game"みたいなイメージに"V=Victory"みたいな意味合いも兼ねてみたんだけれど、ここは日本語か感じでビシッと決まる言葉の方がいいかなぁ。

そう言えば、ヤマハが面白いシステムを開発していて、無観客の観客席に複数のスピーカーを設置して、そこにスマホ経由で声援などを送ることが出来るもの。 名称が「Remote Cheerer powered by SoundUD」なるもので、何となく想像は誰でもするんだろうけど、システムに組み上げるのは、やはり音響メーカーのヤマハらしいかも。ただ、スタジアムスタンドに設置するスピーカーが、面倒と言えば面倒。これ、本来スタジアムに設置されているスピーカーシステムと共用できると良いのだけれど、利用するのが無観客試合の時だけだろうから、それはそれで過剰設備になってしまいますね。ふと思ったのが、今観客を入れることで傷に中止している、コンサート関係の機材を利用出来ないかという事。音響関係の会社と組んで、スタジアムだけてなく、無観客のコンサート会場にもステージ側では無く客席側にスピーカーを設置して、リモートでの感性をフィードバックするとか。

幸か不幸か、アメフトは10月からのシーズン開幕が予定されていて、まだ4ヶ月くらいの余裕があるわけで、上手くいけば制限はあっても「無観客試合」は避けられるかもしれない。まだまだ油断も出来ないけれど、せめて秋口くらいからの試合には、室内・室外問わずに観客有りの試合が出来るように祈りたいですね。

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