2020年5月2日

twitterで謝罪で終わり?

新型コロナウイルス対策のための一次補正予算の審議中、アルバイトや親の収入が無くなり学費が払えなくなったり生活費が枯渇した大学生の20%近くが退学を考えている問題に関して質問した蓮舫氏。その内容は良いと思うものの、いつもの威勢だけは良い口撃姿勢で、つい口が滑ったのか、「学校(大学)を止めたら高卒になる。就職はどうなるのか。」と、恰も高卒扱いになる事が悪いような言い方をしてしまう。これに対して、高卒を侮辱するのか、職業差別だと批判が殺到。その批判の大きさ故に、慌ててtwitterで謝罪を掲載するんだけれど、その内容もまだ駄目だよなぁ。

「言葉が過ぎました」と言っているけれど、今問題と言われているのは、「高卒では困る」という言葉ではなく、「高卒と言う物を見下しているのでは」という職業倫理の問題だと思うんですよね。言葉の厳しさ、使い方には色々あって、それを上手く利用することで相手に対しての効果も大きくなるとは思うけれど、最近の人は単に厳しい言葉を、あるいは相手を卑下することを言う事が「反論」している重要度を表していると勘違いしている気がする。その最たる事例の一つが、これと言っても良いのでは。

で、謝罪したのは良いのだけれど、元々は国会での発言なのに、謝罪はtwitterに一言掲載しただけ。既に言われているけれど、これが立場か逆で与党議員の発言だったら、徹底的に糾弾して、場合に寄っては審議拒否して、謝罪では足らない、議員辞職だなんだと大騒ぎしていたんじゃ無いのかという気持ちを多くの人が持っているから、こう言う批判が生まれていることをもっと自覚するべきでは。相手には厳しく、身内には甘いというのが、今の野党特に立憲民主党に支持か集まらない大きな理由の一つであるはずなのに。

この人は、確かタレント時代は青学出身ということで、「セレブで賢いな美人タレント」みたいな売り方をしていたんだけれど、その後北京大学に留学するなど、確かに実力もある人だとは思うんですよね。でも、大学進学だけで無く、海外の大学への留学できるとなると、やはりそれなりに恵まれていると言える。二人居るお子さんも、中国だったかな海外の大学へ留学している訳で、それは現在も同様と言っても良いでしょう。よく彼女たちは、安倍総理や麻生大臣を指して「庶民の気持ちが分からない」と批判するけれど、彼女たちも実は同じ立場に居ながら分かったような気持ちで政治活動しているから、こんな発言もぽろっと生まれてくるような気がする。まぁ、言い方は悪いけれど「ボロが出た」一例だと思うけれど、別にあの人達はそう言う人達だから驚きはしない、というのが一般の印象のような気がする。

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