2020年5月26日

プロ野球開幕

緊急事態宣言が解除され、それに伴い今度は経済活動を戻す方策にシフトしていく必要が有ります。その中でも、プロ野球開幕が6月19日に決まったというのは大きなニュースだと思いますね。好き嫌い、任期の有る無しはあるにしても、やはり日本国内のスポーツ競技の中で、一番浸透していて一番経済規模が大きくて、一番影響力のあるのはプロ野球であることは間違いないと思うし。

「開幕」と言っても、当初は無観客試合であったり、開催地を集約したり一度に六連戦することで、チームの移動回数を減らすなど、かなり変則的な運用になる事は仕方ないこと。一月後くらいには、観客も入り、かなり以前に近い状態での開催が可能になるみたいですが、先ずは「娯楽」の一つとしてプロ野球の試合がテレビ中継されるようになるだけでも、雰囲気はかなり変わってくると思う。特にテレビ局にとっては、ここまで新番組のストックが無くなり、過去放送の再編集とか、かなり制限された環境での放送をするしか無かったのが、プロ野球という2~3時間位の放送時間を抑えられて、勝国民の人気もそれなりにあり、スポンサー獲得にも有利なコンテンツが戻る事は大きいでしょうね。

スポーツ界にとっても、一つ先達が出来たことは大きいステップだと思います。特に連携しているJリーグは7月開催とのことだけれど、どちらも基本屋外開催の種目なので、新型コロナウイルス対策に関しても有利な面が多いと思います。ゴルフ、ラグビー、等も今後も続くんじゃ無いだろうか。一方で、室内競技は「室内=密室」みたいな印象が生まれるから、工夫が必要になるでしょうね。特に、バスケットとかバレーなど、アリーナを使用する場合には、これまで以上に換気をしているような工夫が必要かも。これから夏になり猛暑対策でエアコンを活用したいところに、どうやって室内換気機能を取り込むか、かなり工夫が必要かも。いずれにしても、まだまだ予断は許されないけれど、一つの大きなシンボル的競技が始まるのは良いことだと思います。

今朝のニュース等を見ると、都内のターミナル駅などの人手は、緊急事態宣言時よりは増えているけれど、まだ通常の半分以下の所が多いみたいで、やはり人々にとってもまだまだ安心出来ないという無意識の防衛本能みたいなものが生まれてきているのかも。それはそれでいいことだけれど、やはりメリハリを付けるというか、時差通勤したら、早めに一寸一杯飲んで帰るとか、買い物をして帰るとか、逆に買い物をしてから出社するとか、そう言う工夫が必要でしょうね。勿論、かなりの人数が今後リモートワークに移行することを考えると、例えば飲食側にしても一度始めた宅配とかランチ営業みたいな所にも、今後も継続して力を入れていった方が良いことは明らか。その当たりで、まだまだ厳しい状況は覚悟しないといけないでしょうね。それでも、大きな駒が動き出したことは、これからに対しての明るい話題だと個人的には評価したいですね。

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