2020年5月15日

ショッピング番組

ここ最近は、お昼を自宅で食べることが殆どで、その時にはCX好きな私も「ヒルナンデス!」を見ていることが殆ど(笑)。昨日の「ヒルナンデス!」では、イベント中止等で在庫がだぶついている地方の名産品のセールを色々紹介していて、私は記憶に無いのですが、以前も同じような事をやって、何百何千と残っていた在庫が、テレビの影響力有って殆ど捌けているという事を伝えていました。似たような事は、同じく日テレ系の「満点青空レストラン」でもやっていて、過去番組で取り上げた地方の産物などを、もう一度リマインドしつつ宣伝しているのは、これまでのように地方ロケが出来ない事も有るんだろうけど、上手くピンチを利用してかつ地方の役にも立っているように感じて好印象。

一方で、多くの番組では未だに不確定不正確な情報を自分達の妄想で膨らませて放送している物も多いし、それも新型コロナウイルスだけに留まらない。まぁ、民間放送とは言え私企業だから、どの様な番組を作ろうとそれは自由だし、その番組の内容に一定のニーズがあり、スポンサーに対しての効果が得られるならそれはそれでもいいけれど、でも社会全体で困っているときには、多少の利益は捨てても困っている地方や企業や人達を助けることに注力する事も必要じゃ無いだろうか。そう言う意味で、先に書いたような地方の産物紹介とか、イベント中止による在庫処分の告知、あるいは最近増えてきている「ドライブイン〇〇」とか「テイクアウト」とか、そう言う新規ビジネスを始めたところの紹介とか、多分生活にもっと直結した内容を放送するのが、公共サービスの一つとしての放送とかメディアの役目というか義務に近い物だと思う。

既にテレビでは、「テレビショッピング」番組の占める割合は結構あって、一番利用されているであろう地上デジタルのチャンネルでは、早朝とか深夜帯が中心ですが、BSとかCSだと専門のチャンネルがあるくらいだし、ネット局系のBS/CSだと一日の半分くらいはテレビショッピングだったりします。そういう所でも、困っている商品販売の支援をすればと思うけれど、元々そうチャンネルは色々な品物の販売目的で開設されている局や番組な訳だから、そう言うものを圧迫してしまうことにもなる。だから、そう言う専門チャンネルで、在庫品などを扱うのはなかなか難しいとは思うけれど、それでも購買意識のある人が見ている訳だから、少しでも番組が流れれば効果は大きいと思う。それでも、やっぱり視聴率で数%位ある地デジのそれなりの番組なら、何十万人という人に一気に波及するわけだから、単発でも良いから取り上げていく意味はあると思うのですが。

最近は自分自身テレビを見る機会が殆ど無いのだけれど、こういう時だからこそ「PCR検査が」とかいうよりは、支援金だとか補助金の申込方法や自分に必要な支援策はどれとか、さらには買って応援するショッピング番組とか、そう言うものの方が視聴者にとってはありがたいし、視聴率も取れる気がする。というか、生産者側も消費者側もWin-Winになるそう言う番組を、今は放送するべき何じゃ無いだろうか。確かに、新型コロナウイルスが再度拡散することも恐いし、色々な法律が変わっていくことも気にしないといけないけれど、個人レベル一般人レベルでみたら、今をどうするのか、明日はどうしたら良いのか、そう言う日々の小さな積み重ねなんですよね。上の人や偉い人には、来月のこと、来年のこと等先の見通しをしっかりして欲しいけれど、普通の人にとってはまずは今日の生活、それで余裕が出来れば明日の生活、さらにそれでも来週とか来月くらいまで考えが出来れば御の字。そう言う気持ちを、もっとくみ取って欲しいですよね、本当に庶民の味方であるなら。

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