2020年5月19日

厳しい航空業界

ANA HDの片野坂社長のインタビュー記事。個人的には、今日からでも何処かに飛んでいきたい気持ちなんだけれど、現実はまだまだ厳しいという事も分かっているから、このインタビュー内容も理解出来るけれど、夏休みも厳しいというのはなぁ...

年末になってらなったで、また新型コロナウイルスが流行しだして、今回同様に減便や運休が増えてきそうな気もするし。その頃までには、ワクチンなり治療薬が効果を上げていることを祈るしか有りませんが。一方で、タイ国際航空が会社更生手続きに入るとか、体力的に弱い所へ徐々に影響が出始めている。ANAとJALも厳しい状況で、特に内部留保ではANAの方が少なくて厳しいらしい。JALは、一度破綻経験があるけれど、あれで不良債権とか不採算路線をそぎ落としてヘルシーな体質になったのが、ここに来て有利になりそうですね。

そんな中で、デルタ航空は6月に主要路線を一部再開するというニュースも。DLはその前にも、旧型機のMD-88/MD-90の退役前倒しを発表し、さらに主力大型機のB777-200LR/ER全てを退役させて、A350-900に置き換える等、かなり積極的に体質改善を進めている様子。B777は、最新のシートに換装したばかりですが、A350に交替させると、1座席当たり燃費が21%改善すると記事にはかかれていから、それでもコスト的にはペイできるんでしょうね。日本からの太平洋路線も、DLがいち早く羽田便を再開していくんじゃないだろうか。UAは財政的にも厳しいらしいから、DL、AA、とUAは一番最後になるかもなぁ...

閑話休題。まずは、国内線が少しずつでも回復するのが最優先。現状では、国内の幹線路線であるHND-ITM/HND-CTS/HND-OKA等ですら、一日に2~3便あるかないかではお話にならない。元通りとはなかなか直ぐには行かないだろうけど、せめて先ずは半分くらい、それが7~8割位まで回復するのが最優先でしょうね。まだまだ先が見えないなぁ... そのANAの国内線も、今の所は取りあえず予約は可能ですが、6月も減便を予定していることが掲示されて、緊急事態宣言が解除されたら6月は国内線で何処かに行こうかと思っていた自分としては予定見直しも考えないといけないかもなぁ... 「外に出られない」という事もストレスだけれど、段々と「飛べない」事がストレスになってきた(笑)。

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