厳しい経済状況で、航空会社も厳しい事は承知しているけれど、知らない間にUA MPのPQPルールに更なる条件が。適用されるのはUA以外のスタアラパートナー航空会社を利用した時の条件。これまでは、UA以外で発券した場合は、クラスボーナスも含めたベースマイルを、5あるいは6で割った値がPQPとして加算可能でした。ところがそこに更なる制限が。4月29日以前に発券されたチケットで、6月1日以降のフライトに関しては、PQPの上限がそれぞれ定められるという話。
例えばANA等のPreferred Partner PQPでビジネスクラスを利用した場合、クラスボーナスを1.5倍とすると1500PQPは、1500×5÷1.5=5,000マイルになるので、HND-SFOの5,160マイルを下回り少し損することに。日本から近い西海岸でこれですから、中部、東部のフライトはもっと割高になる事に。UA発券("016"から始まるチケット)なら、ANA便が含まれていてもUAルールでチケット代金分がPQPになりますが、ANAでチケット購入をして、SKYコインで安くしたり、Upgrade Pointでアップグレードしてという方法が使えなくなるから、ちょっと困る。
ただ、確かに制限ルールだから不便ではあるけれど、ANAのアジア圏内の路線だと、HND-SYDが最長で片道4,863マイルとなり、Zクラス購入だと1.5倍としても1500PQPを超えることは無い。チケットは30万円ちょっとなので、SKYコインを少し利用して30万円以下で購入出来れば、UAルールと比較しても割高にはなりません。HND-SINも同様。ANA国内線でも、羽田-沖縄のSuper Value Premium 28が1.5倍とすると984×1.5÷5=295PQPで、大体チケット代金分を少し下回るくらい。まぁ、設定条件が増えたことは計算が繁雑になるから不満ではあるけれど、少なくとも自分の使い方利用方法の範囲なら、そんなに影響はしないかなという感じ。恐いのは、今はまだこんな感じだけれど、今後今回の新型コロナウイルスの影響が経営状態に出て、更なる制限が設定されること。それが一番嫌だなあ。まぁ、会社も会社で、何とかサバイバルしないと行けないわけだから、ある意味仕方ないけれど。いずれにしても、今年は後半になってもそんなに飛べる機会は生まれそうも無いので、来年今のFFP資格が維持されている範囲で、どれだけメリットを見つけることが出来るか、来年が勝負になりそう。
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