2020年4月16日

感染症対策

私はインプラントを入れていることもあって、歯医者さんに大体一月に一回くらいの割合で通って、インプラントも含めた歯の健診と歯石除去など歯の清掃をして貰っています。前回は3月の初旬で、今回は昨日予約していたので行ってきたんですが、昨今の状況から歯医者さんも対応に大変な様子を実体験してきました。

前回通院した3月の初旬頃は、まだ今ほどの危機感も無かったし、確か静岡県内の感染者はまだ無かった頃。一月の間に大きく周りの状況は変わっていて、実は数日前から「密接」とも言って良い歯科医院の治療台を使うときどうするのだろうか、一寸いぶかっていました。で、当日予定時刻少し前に歯科医院に行くと、いつも混雑しているんですが、この日は駐車場も空いていてラッキー。車を止めて建物に入ると、まずは受付の周りに透明なビニールシートが張られていてビックリ。でも、ここ最近テレビではよく見る光景なので、納得しつつ診察券と保険証を窓口にだすと、代わりにポストイットとボールペンを出されて。「お車のナンバーを記入してください。順番が来たらお呼びしますので、お車でお待ちください。」と言われて、今度はさらにビックリ。確かに、待合室に人影は無く、手間は掛かるけれど殆どの場合は車で通院するだろうから、車で待たせるのが一番なのは確か。ただし、自転車とか徒歩で通院してくる人もあるだろうから、いつもと椅子の配置を換えているのはそう言う意図なんでしょうね。

自分の車のナンバーを記入して、車に戻って5分位。歯科衛生士さんが呼びに来てくれて、そのまま治療室に入りました。ここでまた小さなビックリが。治療台には、うがい用の小さな水道とコップ置き場がありますが、ここに紙コップを置いて何やら液体を入れて水を入れると、「うがいをお願いします」と言われます。喉の殺菌をしてくれと言う事は直ぐに理解出来ました。私も治療中、抜歯したりした時には、毎日必ず何度かうがいをして口内殺菌するように言われましたが、その薬と同じもの。これ、口の中が殺菌されてさらにさっぱりするのは良いのですが、ガラガラうがいをすると、直ぐに泡が沢山作られて溢れてしまうのが困るんですよね。対策は、ティッシュペーパーを口に当てて、それで泡を防ぐしか無い。その後はいつも通りの治療が始まり、一通り終わったところで、いつもなら待合室で会計処理が終わるまで待つんですが、今回はそのまま治療台に残されて、精算出来たら呼びますとのこと。また5分位して精算処理が出来たからと治療台から解放され、そのまま受付の会計窓口に行き、次回の予約と支払を済ませて今回の治療は終了となりました。

歯医者さんも、治療中に感染する可能性が高いから、対策は大変ですよね。後で気がつきましたが、歯科衛生士さん達も、フェイスマスクをしていて、さらに防護服というか、不織布のガウンみたいなものを着用していました。私などは、治療ではあるけれど必須では無い健診みたいなものなので、場合によってはスキップしても良いとは思うんですが、中には重度の人もいるだろうし、そういう人が無症状感染状態でないとは言えませんしね。病院や治療診療所全てが今は大変だろうと思うけれど、こういう所を見ても「医療崩壊」に繋がる、オーバーワークをひしと感じました。

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