家電メーカーのシャープが、幾ら半導体製造で使うクリーンルームがあるからと言っても、そこで不織布マスクを製造して販売するというのは、結構驚いたニュースでしたが、その「シャープ製マスク」が遂に販売開始。当分は需要集中を考慮して、1箱50枚いりを3000箱を一日に販売しますが、一人一個限定で、同一人物は購入日も含めて3日間は再購入できないなど、出来るだけ広く公平に販売できるようにしていたもの。事前にシャープのシステムにID登録をしてからの購入で、販売管理するつもりだった様子。
ところが、販売開始直後からアクセスが集中して、なかなか販売サイトに繋がらない状態になったのは、ある意味予想できたけれど、何故か同時にシャープのIoTデバイスにまで影響が出始めて騒ぎに。どうも、マスク購入のためにアクセスが集中して、それがDoS攻撃と判断されてアクセスが遮断。その為に、同じシステムを共有していたIoT関連のサービスも道連れになったらしい。短い時間の中で色々準備しなくてはならず、それ故に有る程度既存のシステムを利用することも仕方ないと思うけれど、ちょっと拙かったですよね。入口がボトルネックになっては、その後のサービス全部が影響を受けてしまうわけだし。このあたりはちょっと「目の付け所がシャープ」では無かったか(マテ)。
実は、各家庭二枚ずつのマスク配布が始まってから、これまで在庫を抱えていた大口購入者が一斉に手持のマスクを放出し始めたらしく、マスクの価格自体が一気に下がってきているとの話も。また、このシャープのマスクが50枚3000円(+送料600円余)で販売されるため、これが一つの価格目安にもなっていて、これ以上の価格付けが今後難しくなる事も有り、今のうちに高値で売り抜けようとしている業者も多くいるみたい。まぁ、そう言う意味では一部メディアでは「アベノマスク」と揶揄しているけれど、全世帯に配布するという効果は大きかったと言っていいんじゃ無いだろうか。そこにシャープが実際に販売開始を始めたわけだし。それに、アイリスオーヤマ製造のマスクも市場に出始めているらしく、段々と一時の「マスク狂想曲」は解消されつつあることは確か。
実は、4月12日に手持の不織布マスクが切れる前にと思って、当時平均的な値段(税送料込みで50枚/3,980円位)のマスクをネットで注文したんですが、未だに届かない。当時は、13日までの注文は注文確定後5営業日以内で順次出荷となっていて、それが一日違いの13日以降は5~10営業日での発送に。そろそろ届いても良い頃だと思うのですが、もう少し様子を見てから注文すれば良かったかなぁ一寸後悔しています。ただ、自分の周りのコンビニやドラッグストア等では、未だにマスクは品切れ状態で、手持が無くなったときに直ぐに対応出来ないのはやはり不安ですからね。あと、G.W.に入ってしまうと、注文も発送も停滞するだろうし。そう言う意味では、シャープさん初め国内製造している各メーカーさんには、もう少し頑張って貰って、多少価格は以前よりも高くなっても良いから、普通に身近で購入出来るようになってほしいですね。
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