昨日は、タレントの岡江久美子さんが新型コロナウイルスからの肺炎で亡くなるというニュースが、大きく報道されました。私はCX派だったからTBS系列で彼女が司会をしていた朝の番組はそんなに見ていなかったけれど、あの明るいあっけらかんとした性格や印象は好きでした。ご主人が俳優の大和田獏さんということもあり、よくご夫婦でテレビに登場していたけれど、そう言う意味では一方通行ではあるけれど、見慣れたタレントさんであり、耳慣れた声の一人。
さらに今朝ニュースサイトを見てびっくりしたのは、ナレーションで昔はよく耳にしていた、久米明氏が心不全で亡くなったという事。久米さんの渋い声でのナレーションは、子供の頃から聞いていたこともあり、凄く耳慣れた声のお一人なんですが、もう一つ、記事にも登場する久米大作さんは、ふゅージヨングループのプリズムとか、その後のザ・スクエアで活躍したミュージシャンで、当時フュージョンに嵌まっていた自分は久米大作氏のお父さんというイメージも強くて、それもあって久米明さんは好きなナレーターのお一人でした。さらに言えば、MCとして有名だった久米宏氏と親子という噂というか都市伝説が一時期あって、確か何かの番組でお二人が対談したこともあったはず。
どちらも声に特徴のある方だったので、勿論顔の印象も残っていますが、どちらかというと声質だったりしゃべり方だったり、「耳慣れた」タレントさん俳優さんだった方達。子供の頃よく見ていたアニメだったり、当時のテレビ番組で、出演されていたりナレーションや吹き替えを担当していた、こう言う皆さんは、年齢的にはそろそろ鬼籍に入られる頃なのは仕方の無いことなんだけれど、それでもやはり寂しいしやるせなさを感じるのはいつものこと。「サザエさん」を初め、長寿のアニメ番組では、すでに初期の声優さんは何代か代替わりしていて、たまにチャンネルを変えたときに久しぶりにアニメをみたりすると、凄く違和感を感じてしまいます。まぁ、仕方ないですよね。自分の記憶の中では何十年前に毎週見聞きしていた人の記憶で止まっているわけだから。
岡江さんは、乳がんの治療で体力が弱っていたことも理由だと思うけれど、63歳はまだまだ若いよなぁ。正直、個人的にはもっと年齢は上かと思っていたけれど、自分とそんなに違わない事にもビックリ。自分も、仮に新型コロナウイルスに罹患すると、重篤率や死亡率の高い年代に入っているので、決して他人事では無いのだけれど、それでも彼女の声質は元気そうな印象しか無いので凄く違和感を感じます。少し前に志村けんさんが亡くなったときに、それまで他人事の感じだった若い世代が危機感を覚え、同時代を過ごした自分やその下の世代などは一層緊張感を増した物だけれど、有名人の突然の死去は、良くも悪くも大きな影響を与えるもの。ご主人と娘さんも、新型コロナウイルスに対しての危機感を出されているけれど、残った物としてはそれを真摯に受け止めて、何とかG.W.の間に沈静化させることが、一番の供養になるんじゃ無いだろうか。そうしないと、出来ないと、彼女も浮かばれないでしょうね。合掌。
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