2020年4月21日

初対面テレワーク

産経新聞の記事から、入社直後からテレワークを強いられている新入社員の戸惑いについて。私も、毎年この時期は社内の新入社員教育の一環で、一コマ講義を持っているんですが、今年はどうしても必要な講義以外は、リモートでやって欲しいと人事の担当者から言われてしまいました。

まぁ、出来ない事は無いのだけれど(ソフト関係の話だし)、やはり困るのは説明していて、どの程度理解しているのかどうか、結構表情とか全体の雰囲気を見ながら話をするので、それがテレワークでは分からない。うちの会社は、何故か殆どビデオ会議は使わずに、電話での会議が殆どなので、尚更。だからといって、別に自分の講義だけビデオ会議をしたいわけじゃ無いけれど。仕事の電話会議の時にはそんなに不便は感じないんですよね。普通は、PPTとかの画面を共有して、それを見ながら説明したり聞いたり、討論したりという内容。お互いに、テーマにしても内容にしても、有る程度の共通認識は持っているし、実世界でもあったことがある人が多いから、そんなに違和感は無い。

所が新入社員となると、この時が初めて会うわけで、下手したら名前からだけでは男女も分からないかもしれない。それに、向こうは新しい知識を吸収する側で、こちらはそれを説明する側で、相手の理解度とか基礎知識も不明な上位では、やはり相手の理解度を見ながら説明しないと、一方通行の単なる説明で終わってしまいます。子供に絵本を読み聞かせるわけじゃ無いから、一方通行の「会話」になってしまっては困りますし、それはお互いに時間の無駄だし不幸でもあるし。多分、学校の「講義」も同じ課題を抱えているんだろうと思うのですが、先生方はどうやって解決しているんだろうか。

実は、この新入社員犬種は、例年2月頃に内示というか「今年もお願いします」みたいな連絡があり、3月に具体的にスケジュールとか決まり、4月1日の入社式から暫くは基本的な教育(社会人マナーみたいな物)があり、G.W.前の4月下旬くらいから、開発部門向けの専門教育が始まります。例年私の担当部分は、5月に入ってから、G.W.明け一週間目くらいのタイミングが多いのですが、今年は4月に入っても何の連絡もありませんでした。だから、今年はこういう状況だから、例年の新入社員教育はやらないのかと思っていたら、どうも途中のマネージャーの所で止まっていたらしく、急に「お願いします」みたいな連絡がきて困りました。準備もしないといけないので、G.W.明けのスケジュールでお願いしていますが、未だにその後の連絡も無いし。人事、大丈夫かと心配になります。取りあえずG.W.はどこにも出られないし、テレワーク用に例年のパッケージに手を入れようかと思っていますが、さてどの様に修正したらより良く理解して貰えるか...

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