2020年4月17日

怪しいコメント

香川県の「香川県ネット・ゲーム依存症対策条例」に関して、募集されたパブリックコメントの内容に疑惑が生まれているという記事。単に内容が似通っているコメントが複数存在するだけで無く、誤字脱字が一致するコメントが何十と発見されたり、オンラインでの投稿では、使用環境のIPアドレスが一致している(これはシステムの構成上ありうる可能性もあるとのことだけれど)とか、いろいろ疑問が生まれているらしい。

オンラインというのは、便利そうでありながら、ちゃんとセキュリティを設定しておかないと、案外不正行為はやりやすいとも言えます。例えば、アンケート用紙へのコメント記載などは、直接紙に書かないといけないけれど、オンラインならコピペで簡単に記入することも可能。また、手書きの場合は、筆跡とまで行かなくても、何となく書き方で同じ人みたいな事が分かったりしますが、オンラインだとステベデータだから、内容が変わっていれば園が一人の人から発信されても文章から読み取ることは難しい。今回は、投稿アドレスが一致していることが疑問視されているけれど、それだってアドレス偽装使用と思えば出来ない事も無いし、本来ならそのアドレスが実際に存在する物なのかまで調べないと判断は出来ません。

まぁ、今回の新型コロナウイルスの影響で外に出られなくなったのに、自宅ではゲームは一日1時間とか制限されたら、そりゃぁ子供だけで無く大人も困るだろうなぁと思うのだけれど、実際の運用は同夏ているんだろうか。当時のTLでは冗談で、これからリリースするゲームは、最初に「18歳以上ですか」と年齢確認したら、今度は「香川県在住者ですか?」と聞いて、「はい」なら利用時間を制限しないといけない、みたいな書込がありなかなか秀逸と感心したんですが、そう言うリミッターとか本当に付加しないといけないかも。でも、ナンセンスだよな。

記事にあるように、本来拘束力は無いはずのパブリックコメントの賛成多数を根拠に採決したのであれば、そのコメントに疑念が生まれている以上は精査してその疑念を解決しないといけないのでは。仮に、疑念が確定したならば、再度議論なり採決する事も必要だろうし。意図的な偽装工作かもしれない疑惑が出てきたけれど、ねとらぼ以外のメディアは追求しないのだろうか。だとしたら、ますます怪しい気がするんだけれど。さて事実はいかに。

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